2012年08月31日
8/26天文館街宣行動→茶話会ご報告
「街宣行動@天文館ビラくばり」 & 「ちょっと寄ってこう会」8月26日レポート
(報告者:橋口由布子)
怒涛のような一週間、今日はもう定例の金曜日。
8月26日の「天文館でのビラまき」&「寄ってこう会」のご報告が遅くなってしまいました。どうぞお許し下さいね。
◆「街宣活動@天文館ビラ配り」はじめ!
天文館に、約20名が集合です。
岩井哲代表は、いつものように朗々とした演説で、
南大隅のこと、川内原発の再稼働停止のこと、道ゆく人々に訴えました。
谷口さんの「原発くん音頭♪」の美声は、電車や車の音に負けない勢いでした。
「♪~原発デモだよ大集合
じいちゃんもばあちゃんも大集合
みんないつまで黙っている?
そろそろガツンと言ってやって~♪」
◆警察がやってきた!
突然、女性、男性二人の警察官が私たちの所にやってきました。
近寄るというよりは、走り寄る、という勢いでした。
皆が一瞬、眉をひそめて成り行きを見守りました。
「タカプラ(街宣活動していた辻にあるビルの名前)の許可はきちんと取りましたか?」
「ビラを配るのには、きちんと申請して許可を取らないとダメだ。」
???いったい、なんでしょうか。警察のチグハグな言い分は。
半分は間違っていないとしても、半分は無茶苦茶で、呆れて話になりません。
そんな無知を晒し、単なる言いがかりを付けて、彼らは恥ずかしくないのでしょうか。
私たちは、あくまで法の認める「表現の自由」の権利でこの活動を行っています。
原則、チラシ配りは届出をするものだ、ということは知っています。しかし、駅頭など、届け出なく配布していることが多々あります。むしろ、届け出ない方が普通です。
第一に、届出を要すること自体が「表現の自由」との関係で逆に問題になりえます。
不当な介入ともとられかねません。
例えば今回は、タカプラの敷地内はまずいですが、一歩敷地内から道路に出ていれば、タカプラの管理者が禁止する権利はありません。警察には、「通行者の邪魔にならないようにして下さい」と言われるくらいなら納得できますが。
仮に、警察がビラ配布すべてに届出を求めるとします。そんな馬鹿なことを言い出したら、その日に広告のビラ配りしている天文館はおろか、日本中の多くのお店が罰せられることになるではありませんか。
つまり、これは、「私たちだから」起こったことなのです。
お気づきの通り、先週の金曜日から、急に県庁前デモの警備が厳しくなりました。
敵は、私たちが何か失態を晒すのを待っています。
例えば、カッとして暴力行為に及ばないか、公務執行妨害をしないか、
私たち市民の声を潰す目的で、何らか失敗のしっぽを掴もうとして必死なのです。
私たちを失敗に誘い込もうと誘導しています。
(自分がカッとなりやすい自覚のある薩摩男児のみなさん!注意して下さいね!)
監視の目が厳重になったのは一因は、南大隅の件が絡んでいるせいかもしれません。
それに、何より、官邸前をスタートに、全国に広がる普通の市民の声が、すぼまるどころか、
どんどんデモ開催の場所が増え、原発停止を求める声が広がってゆく、
首相官邸は、各原発推進県庁は、平静を装っていますが、
実は私たち普通の市民が怖くて仕方ないのです。
そう、みなさん、ここで手を緩めてはいけません。
大らかに、和やかに、楽しく!例え長い時間がかかっても、「全ては気付き」なのです。
真実に気付けば、きっと、みんなが私たちと同じことを思うはず。
まだ気付いていない人々に、真実が伝わるように、
先に気付いた私たちが、頑張ってゆきましょう!
◆何も知らなかった人も、おかしな事態に気付きはじめた!
集まったビラ配り隊メンバーは、電車通りを挟んで左右のアーケイドに分け入り、
市民に声掛けしながら、分散してビラくばりしました。
ニュースを受けてのことでしょう、
「南大隅で起きていることをご存知ですか~?」
という呼びかけに対して反応してくれる人も。
受け取ってくれる市民の方も、普段より多かったように思います。
「何?知りません、教えて下さい、何がどうしたのですか?」
と尋ねる方も。状況を説明すると、
「許せませんね!」と、話を聞き終わった市民のご夫婦。
「どうぞ、お友達にこのことを伝えて下さい。みんなで声を上げましょう!」
と、お伝えしました。
どうか、こうした普通の声の輪が、少しづつ広がりますように。
関連して、個人的な出来事の話を一つ聞いて下さい。
きのう29日、息子の学校のお母さんたちと、学校行事のミーティングがありました。
私は反原発で市民活動していることを、子供の学校でも隠していません。
ですから、その場のお母さん20名ほどに、口々にこんなふうに言われたのです。
それまで知らなかったお母さんも、その場で知って驚いていました。
「南大隅はどうなっているの?大丈夫なの?絶対に許せないよ。」
「なんとか頑張って食い止めて。署名でもなんでのするからね。絶対にイヤ!」
…やっぱり、誰もがショックを受けています。
そりゃそうです。
とくに子供を持つお母さんたちは真剣です。
鹿児島のお母さんたち!
もっともっと、たくさんのお母さんたち!どうぞ目を覚まして!
子どもたちの命を守るのは、やっぱり「お母さん革命」だよ。
◆「ちょっと寄ってこう会」盛会でした!
ビラ配り中、その日はけっこう灰が降っていました。もう、みんなクタクタです。
口の中も、髪の毛も灰かぶりです。眼も痛いです。
典型的な、夏の“THE KAGOSHIMA DAY”でした。
ちょっと遅めのランチをとりながら、
アイス・コーヒーで外気に晒された身体の火照りを冷ましながら、
また、ある人はビール、ある人はワイン片手に。
(鹿児島の人は焼酎だとばかり思っていましたが、Oさんなど、ひたすら赤ワイン)
20名ほどで、とても実りのある話し合いが出来ました。
(会場の吹上荘さん、たいへん御世話になりましたm(__)m)
金曜デモの反省や、改正のご指摘も多く意見があがりました。
すでにFBページで皆様にお伝えした通りですが、
デモ開始時間直後に、もっと人目の多い真砂商店街を経由して回ることになりました。
その他、ご連絡事項もありますが、また県庁前にてお知らせ申し上げますね。
さて、一番の焦点になったのは、やはり南大隅の件。
その場にいたメンバーで、前日南大隅のミーティングに参加したのは谷口さんだけ。
まず、その参加報告から始まりました。
IWJのネット放送でミーティングを視聴していたメンバーもいて、
現場の様子のツイッターや、投稿されたFBでの書き起しを読んだメンバーも多かったので、まずは、みんなで状況を全員で確認しました。
大隅の方半分、あと残りは心配した鹿児島の他市から駆けつけた人々だったということです。90名ほどが集まったようです。
みんなが心配しているのです。当然です。
そんなとき、小川みさこ市議から、今回のような形の、地元以外も関わる反対運動が起こった時に気を付けるべき点に関して、ご自身の経験談を通じ、たいへん貴重なアドバイスを頂きました。北海道の泊原発の反対運動があったとき、外から来た人間がヒートアップしすぎて、地元の有権者たちは混乱して、人々の分裂が起こってしまった、その失敗談です。
確かに、こうした原子力のバックエンドに関わる重要な問題は、その町だけの問題に留まらず、鹿児島県の、九州の、ひいては日本全体の問題であることは疑いもありません。
周辺の都市の私たちも、さまざま良策、賢策を真剣に模索検討、南大隅のことを食い止めるために頑張らねばなりません。
しかし、やはり、何と言っても、最終的には地元の方々こそが第一の当事者であること、
そして、私たちが出来るのは、そこに寄り添った「後方支援」であるので、必要援助やアドバイスは「地元の気持ち」を大事にしなければ成立しない、
その「地元の気持ち」を大事にするという点を外さない、その限りにおいては、
例えば役場に電話したり、小さなことでも、みんなで出来ることはドンドンしよう。
何か地元に提案があれば、押しつけにならぬよう注意しながらプレゼンしてゆこう。
また、大隅を間接的に助けることになる、後方部隊が単独で動ける条例なども可能であれば検討してみよう。
「寄ってこう会」は、このとても大事な要点を確認して、閉会となりました。
(肥後さん、8月25日大隅ミーティングにお出かけの皆さま、本当にお疲れさまでした。)
そして、視察&現地の方々との交流の場となる、来る9月9日のバス・ツアー。
いつも、県庁前ではみなさんと短い時間しかお話ができませんが、
バス・ツアーでは、多くの方々と長い時間ご一緒できます。
色々な話をしながら、時間を共有することも楽しみの一つです。
――さあ、私たちの美しい大隅の自然を見に行きましょう。
(報告者:橋口由布子)
怒涛のような一週間、今日はもう定例の金曜日。
8月26日の「天文館でのビラまき」&「寄ってこう会」のご報告が遅くなってしまいました。どうぞお許し下さいね。
◆「街宣活動@天文館ビラ配り」はじめ!
天文館に、約20名が集合です。
岩井哲代表は、いつものように朗々とした演説で、
南大隅のこと、川内原発の再稼働停止のこと、道ゆく人々に訴えました。
谷口さんの「原発くん音頭♪」の美声は、電車や車の音に負けない勢いでした。
「♪~原発デモだよ大集合
じいちゃんもばあちゃんも大集合
みんないつまで黙っている?
そろそろガツンと言ってやって~♪」
◆警察がやってきた!
突然、女性、男性二人の警察官が私たちの所にやってきました。
近寄るというよりは、走り寄る、という勢いでした。
皆が一瞬、眉をひそめて成り行きを見守りました。
「タカプラ(街宣活動していた辻にあるビルの名前)の許可はきちんと取りましたか?」
「ビラを配るのには、きちんと申請して許可を取らないとダメだ。」
???いったい、なんでしょうか。警察のチグハグな言い分は。
半分は間違っていないとしても、半分は無茶苦茶で、呆れて話になりません。
そんな無知を晒し、単なる言いがかりを付けて、彼らは恥ずかしくないのでしょうか。
私たちは、あくまで法の認める「表現の自由」の権利でこの活動を行っています。
原則、チラシ配りは届出をするものだ、ということは知っています。しかし、駅頭など、届け出なく配布していることが多々あります。むしろ、届け出ない方が普通です。
第一に、届出を要すること自体が「表現の自由」との関係で逆に問題になりえます。
不当な介入ともとられかねません。
例えば今回は、タカプラの敷地内はまずいですが、一歩敷地内から道路に出ていれば、タカプラの管理者が禁止する権利はありません。警察には、「通行者の邪魔にならないようにして下さい」と言われるくらいなら納得できますが。
仮に、警察がビラ配布すべてに届出を求めるとします。そんな馬鹿なことを言い出したら、その日に広告のビラ配りしている天文館はおろか、日本中の多くのお店が罰せられることになるではありませんか。
つまり、これは、「私たちだから」起こったことなのです。
お気づきの通り、先週の金曜日から、急に県庁前デモの警備が厳しくなりました。
敵は、私たちが何か失態を晒すのを待っています。
例えば、カッとして暴力行為に及ばないか、公務執行妨害をしないか、
私たち市民の声を潰す目的で、何らか失敗のしっぽを掴もうとして必死なのです。
私たちを失敗に誘い込もうと誘導しています。
(自分がカッとなりやすい自覚のある薩摩男児のみなさん!注意して下さいね!)
監視の目が厳重になったのは一因は、南大隅の件が絡んでいるせいかもしれません。
それに、何より、官邸前をスタートに、全国に広がる普通の市民の声が、すぼまるどころか、
どんどんデモ開催の場所が増え、原発停止を求める声が広がってゆく、
首相官邸は、各原発推進県庁は、平静を装っていますが、
実は私たち普通の市民が怖くて仕方ないのです。
そう、みなさん、ここで手を緩めてはいけません。
大らかに、和やかに、楽しく!例え長い時間がかかっても、「全ては気付き」なのです。
真実に気付けば、きっと、みんなが私たちと同じことを思うはず。
まだ気付いていない人々に、真実が伝わるように、
先に気付いた私たちが、頑張ってゆきましょう!
◆何も知らなかった人も、おかしな事態に気付きはじめた!
集まったビラ配り隊メンバーは、電車通りを挟んで左右のアーケイドに分け入り、
市民に声掛けしながら、分散してビラくばりしました。
ニュースを受けてのことでしょう、
「南大隅で起きていることをご存知ですか~?」
という呼びかけに対して反応してくれる人も。
受け取ってくれる市民の方も、普段より多かったように思います。
「何?知りません、教えて下さい、何がどうしたのですか?」
と尋ねる方も。状況を説明すると、
「許せませんね!」と、話を聞き終わった市民のご夫婦。
「どうぞ、お友達にこのことを伝えて下さい。みんなで声を上げましょう!」
と、お伝えしました。
どうか、こうした普通の声の輪が、少しづつ広がりますように。
関連して、個人的な出来事の話を一つ聞いて下さい。
きのう29日、息子の学校のお母さんたちと、学校行事のミーティングがありました。
私は反原発で市民活動していることを、子供の学校でも隠していません。
ですから、その場のお母さん20名ほどに、口々にこんなふうに言われたのです。
それまで知らなかったお母さんも、その場で知って驚いていました。
「南大隅はどうなっているの?大丈夫なの?絶対に許せないよ。」
「なんとか頑張って食い止めて。署名でもなんでのするからね。絶対にイヤ!」
…やっぱり、誰もがショックを受けています。
そりゃそうです。
とくに子供を持つお母さんたちは真剣です。
鹿児島のお母さんたち!
もっともっと、たくさんのお母さんたち!どうぞ目を覚まして!
子どもたちの命を守るのは、やっぱり「お母さん革命」だよ。
◆「ちょっと寄ってこう会」盛会でした!
ビラ配り中、その日はけっこう灰が降っていました。もう、みんなクタクタです。
口の中も、髪の毛も灰かぶりです。眼も痛いです。
典型的な、夏の“THE KAGOSHIMA DAY”でした。
ちょっと遅めのランチをとりながら、
アイス・コーヒーで外気に晒された身体の火照りを冷ましながら、
また、ある人はビール、ある人はワイン片手に。
(鹿児島の人は焼酎だとばかり思っていましたが、Oさんなど、ひたすら赤ワイン)
20名ほどで、とても実りのある話し合いが出来ました。
(会場の吹上荘さん、たいへん御世話になりましたm(__)m)
金曜デモの反省や、改正のご指摘も多く意見があがりました。
すでにFBページで皆様にお伝えした通りですが、
デモ開始時間直後に、もっと人目の多い真砂商店街を経由して回ることになりました。
その他、ご連絡事項もありますが、また県庁前にてお知らせ申し上げますね。
さて、一番の焦点になったのは、やはり南大隅の件。
その場にいたメンバーで、前日南大隅のミーティングに参加したのは谷口さんだけ。
まず、その参加報告から始まりました。
IWJのネット放送でミーティングを視聴していたメンバーもいて、
現場の様子のツイッターや、投稿されたFBでの書き起しを読んだメンバーも多かったので、まずは、みんなで状況を全員で確認しました。
大隅の方半分、あと残りは心配した鹿児島の他市から駆けつけた人々だったということです。90名ほどが集まったようです。
みんなが心配しているのです。当然です。
そんなとき、小川みさこ市議から、今回のような形の、地元以外も関わる反対運動が起こった時に気を付けるべき点に関して、ご自身の経験談を通じ、たいへん貴重なアドバイスを頂きました。北海道の泊原発の反対運動があったとき、外から来た人間がヒートアップしすぎて、地元の有権者たちは混乱して、人々の分裂が起こってしまった、その失敗談です。
確かに、こうした原子力のバックエンドに関わる重要な問題は、その町だけの問題に留まらず、鹿児島県の、九州の、ひいては日本全体の問題であることは疑いもありません。
周辺の都市の私たちも、さまざま良策、賢策を真剣に模索検討、南大隅のことを食い止めるために頑張らねばなりません。
しかし、やはり、何と言っても、最終的には地元の方々こそが第一の当事者であること、
そして、私たちが出来るのは、そこに寄り添った「後方支援」であるので、必要援助やアドバイスは「地元の気持ち」を大事にしなければ成立しない、
その「地元の気持ち」を大事にするという点を外さない、その限りにおいては、
例えば役場に電話したり、小さなことでも、みんなで出来ることはドンドンしよう。
何か地元に提案があれば、押しつけにならぬよう注意しながらプレゼンしてゆこう。
また、大隅を間接的に助けることになる、後方部隊が単独で動ける条例なども可能であれば検討してみよう。
「寄ってこう会」は、このとても大事な要点を確認して、閉会となりました。
(肥後さん、8月25日大隅ミーティングにお出かけの皆さま、本当にお疲れさまでした。)
そして、視察&現地の方々との交流の場となる、来る9月9日のバス・ツアー。
いつも、県庁前ではみなさんと短い時間しかお話ができませんが、
バス・ツアーでは、多くの方々と長い時間ご一緒できます。
色々な話をしながら、時間を共有することも楽しみの一つです。
――さあ、私たちの美しい大隅の自然を見に行きましょう。
九電への規制勧告のための追加説明書
第134回! 県庁前行動!2/6(金)午後6時~7時!川内原発再稼働阻止!
113回! 天文館街宣!9/12(金)午後6j時~7時!川内原発再稼働阻止!
第107回! 天文館街宣!7/25(金)午後6時~7時!川内原発再稼働阻止/定例抗議行動!
川内現地商店街:シールアンケートの成果
2/8 川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の抗議行動
第134回! 県庁前行動!2/6(金)午後6時~7時!川内原発再稼働阻止!
113回! 天文館街宣!9/12(金)午後6j時~7時!川内原発再稼働阻止!
第107回! 天文館街宣!7/25(金)午後6時~7時!川内原発再稼働阻止/定例抗議行動!
川内現地商店街:シールアンケートの成果
2/8 川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の抗議行動
Posted by 代表:岩井哲 at 12:59│Comments(0)
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