2013年04月26日
[HUNTER] 鹿児島・南大隅町長の断末魔
[HUNTER] 鹿児島・南大隅町長の断末魔
核関連施設誘致の委任状 TBS報道で明らかに
2013年4月26日 08:50
高レベル放射性廃棄物の処分場誘致に絡み、東京電力と深いつながりを持つと見られる会社社長から、モーターボートを譲渡されたり、飲食接待を受けるなどしていた鹿児島県南大隅町の森田俊彦町長が、同社長に処分場を含む核関連施設誘致の一切を任せるとした「委任状」を渡していたことが明らかとなった。
... この問題について長期取材を行っていたTBSテレビの取材班に対して認めたもので、24・25の両日、同局の「ニュース23」が一連の動きを詳しく報じた。
HUNTERでは、今年3月1日から委任状の存在を含めた疑惑の数々について全容を報道。これを受けた3月議会で追及された森田町長は、委任状や飲食接待などモーターボート譲渡以外の疑惑について全面的に否定する答弁を行っていた。
森田氏の委任状は2枚
森田町長の「委任状」は、東電・勝俣恒久前会長との間にパイプを持つ「オリエンタル商事」(東京都千代田区)の原幸一社長あてに作成され、同社長に渡されていた。関係者の話から、最低でも2枚あったことが分かっている。1枚は森田氏が商工会長を務めていた時代のもの。そしてもう1枚が、昨日までの報道でTBSが明らかにした森田氏の町長就任後に改めて原氏に渡されたものだ。
3月、HUNTERの取材に応じた前町長の税所篤朗氏は、高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致を主導したのが、オリエンタル商事の原幸一社長だったことを認めた上で、およそ次のように語っていた。
•平成19年に、自民党の代議士から高レベル放射性廃棄物の処分場について、話だけでも聞いてみないかという誘いを受けた直後、原氏が青森県六ヶ所村の元村長さんを連れて南大隅町役場に来た。
•その後、原氏に放射性廃棄物の処分場に関する件のすべてをお任せするという内容の念書だったか、覚書だったかを書いた。当時の助役が取りまとめをした。念書は、議長、商工会長(森田・現町長)、漁協の組合長が書いた。
税所前町長が明かした原氏の紹介者とは、自民党の森山裕衆院議員である。森山議員はHUNTERの確認取材に対し、前町長に原氏を紹介したこと覚えはないとしながら、原氏を知っており、指宿の別荘に招かれたことだけは認めている。(右の写真が原氏の別荘)
税所篤朗・前町長らが作成したオリエンタル商事・原幸一社長への委任状について、事情を知る別の町関係者は、およそ次のように話していた。
•委任文書は、原氏の要請に基づくもので、核廃棄物の処分場を誘致する件について、原さんにすべてを委任するという内容。町長、議長、商工会長、漁協の組合長の4人がこれに応じ、町長の文書は町役場で原氏に渡された。原氏は、『農業関係者の一筆も欲しい』と言っていたが、実現しなかった。
この町関係者は、森田氏が町長就任後、新たな委任状を原氏に渡していたことや、東電の勝俣社長を訪問し、「私は処分場を誘致するために町長になりました」と言ったことについても詳しい証言を行っていた。
モーターボートの授受、委任状の存在、いずれも当初は否定しながら、証拠を突きつけられた末に嘘を認めた森田氏。原氏からの飲食接待についても否定しているが、現場に立ち会った町民がその実態を詳細に語っており、森田氏が言い逃れを続けることは難しい状況だ。
虚偽答弁、さらに金銭疑惑も
議会での虚偽答弁も問題になりそうだ。今年3月の南大隅町議会。HUNTERの報道を知った議員から、原氏との親密な関係などについて追及された森田氏は、モーターボートを譲り受けたことなどを認めながらも、町長就任後の飲食接待や東京電力訪問といった核心部分の疑惑を否定。この問題に関するHUNTERの報道を、町長選の対立候補陣営が仕組んだかのような発言に終始し、自身への疑惑を巧妙にはぐらかしていた。
この時の答弁では、「委任状」の存在も完全否定しており、TBSの報道によって、これも虚偽答弁だったことが証明された形。他の自治体なら即刻辞任のケースである。
森田氏については、金銭がらみの疑惑も浮上している。森田氏が経営する木材会社は、多額の借金に苦しんできたという。しかし、森田氏は昨年になって乗用車を購入し、自宅の改装まで行ったという。原資は不明だが、森田氏に金銭的な支援をしてきたという複数の町民は、次のように話している。
•「(森田氏が)借金まみれだったのは事実。ずいぶん力を貸した。しかし、町長になってから状況が変わった。なぜか借金が減っている。誰かが援助しているとしか思えない。昨年は車を買っているのだが、キャッシュだったという話。どこにそんなカネがあるのか分からない」(町内在住の男性)。
•「百万単位のカネを貸したことがある。森田は、会社の経営も自分の暮らしも苦しかった。町長になって羽振りがよくなったらしく、自宅を立派に改装している。信じたくないが、建設業者か電力関係者からのカネが、懐に入ったという噂さえある」(町内の自営業者)。
南大隅町の公共工事に関しては、一部の業者による支配、さらには談合の疑いが生じており、HUNTERも事実関係について取材を続けている。町長を支えているのは漁協や建設業界を仕切る町の有力者たち。そして、そのいずれもが高レベル放射性廃棄物の処分場誘致に積極的だった面々だ。人口約9,000人の南国の小さな町は、こうした汚れた連中に牛耳られているというのが現状だ。
陣営ぐるみで町民騙し―求められる町政刷新
今月14日に投・開票が行われた町長選の期間中には、HUNTERが配信した森田氏追及の記事や、原氏を追った週刊朝日の報道を、森田氏の対立候補がそれぞれ400万円、600万円の大金を渡して書かせたものだというデマが流された。記事そのものがでっち上げだと触れて回った恥知らずの森田派運動員もいる。まさに陣営ぐるみの選挙違反であり、対立候補や報道側に対する名誉毀損だった可能性が高い。この町の権力者達は腐っているとしか言いようがない。
南大隅町の町民は、嘘しか話さない町長とその陣営に騙され、町政刷新の機会を逸したと言っても過言ではない。きょうにも会見を開くという森田氏が何を語るのか注目されるが、森田氏が辞任を拒否した場合には、即刻リコール運動を起こすことをお勧めしておく。町の主役は町民なのだ。税金で嘘つきを養う必要はあるまい。
ちなみに、森田氏が初当選した平成21年の町長選の際、事前に町の有力者が談合して候補者を森田氏に決めていた。その場にいて睨みを利かしていたのが、オリエンタル商事の原幸一社長だったことを付記しておきたい。
核関連施設誘致の委任状 TBS報道で明らかに
2013年4月26日 08:50
高レベル放射性廃棄物の処分場誘致に絡み、東京電力と深いつな
... この問題について長期取材を行っていたTBSテレビの取材班に
HUNTERでは、今年3月1日から委任状の存在を含めた疑惑
森田氏の委任状は2枚
森田町長の「委任状」は、東電・勝俣恒久前会長との間にパイプ
3月、HUNTERの取材に応じた前町長の税所篤朗氏は、高レ
•平成19年に、自民党の代議士から高レベル放射性廃棄物の処分
•その後、原氏に放射性廃棄物の処分場に関する件のすべてをお任
税所前町長が明かした原氏の紹介者とは、自民党の森山裕衆院議
税所篤朗・前町長らが作成したオリエンタル商事・原幸一社長へ
•委任文書は、原氏の要請に基づくもので、核廃棄物の処分場を誘
この町関係者は、森田氏が町長就任後、新たな委任状を原氏に渡し
モーターボートの授受、委任状の存在、いずれも当初は否定しな
虚偽答弁、さらに金銭疑惑も
議会での虚偽答弁も問題になりそうだ。今年3月の南大隅町議会
この時の答弁では、「委任状」の存在も完全否定しており、TB
森田氏については、金銭がらみの疑惑も浮上している。森田氏が
•「(森田氏が)借金まみれだったのは事実。ずいぶん力を貸した
•「百万単位のカネを貸したことがある。森田は、会社の経営も自
南大隅町の公共工事に関しては、一部の業者による支配、さらに
陣営ぐるみで町民騙し―求められる町政刷新
今月14日に投・開票が行われた町長選の期間中には、HUNT
南大隅町の町民は、嘘しか話さない町長とその陣営に騙され、町
ちなみに、森田氏が初当選した平成21年の町長選の際、事前に
2013年04月26日
●「原発関連施設を誘致」 前代未聞の南大隅町長委任状(1)
●「原発関連施設を誘致」 前代未聞の南大隅町長委任状(1)
MBS毎日放送 NEWS23 2013.4.24.
【鹿児島県の南大隅町の町長が、あらゆる原発関連施設の誘致などについて、ある人物に一任するという委任状を書いていた。それも期限を切らずに。
番組ではその委任状を入手し、町長の署名が本物であるかどうかを鑑定したり、民主党政権時の細野や仙石と町長との水面下での接触を追いかけ、町長に証拠品をつきつけて迫ると、最初のうちはシラをきっていた町長も最後には認めざるを得なくなる】
http://www.dailymotion.com/video/xza7z1_yyyyyyyyy-yyyyyyyyyyyyy-y_news?start=11
MBS毎日放送 NEWS23 2013.4.24.
【鹿児島県の南大隅町の町長が、あらゆる原発関連施設の誘致などについて、ある人物に一任するという委任状を書いていた。それも期限を切らずに。
番組ではその委任状を入手し、町長の署名が本物であるかどうかを鑑定したり、民主党政権時の細野や仙石と町長との水面下での接触を追いかけ、町長に証拠品をつきつけて迫ると、最初のうちはシラをきっていた町長も最後には認めざるを得なくなる】
http://www.dailymotion.com/video/xza7z1_yyyyyyyyy-yyyyyyyyyyyyy-y_news?start=11
2013年04月26日
4/28(日)天文館街宣の追加(予定)チラシ
★今回=4/28(日)午後1時~2時半の天文館街宣には、下記の情報のチラシも出来れば撒きたいと考えています。絶好のネタ!みなさん、これで市民に語りかけてみたいとは思いませんか?
電力各社、今夏は安定供給へ
産経新聞 4月24日(水)7時55分配信
今夏の電力需給対策について有識者が話し合う経済産業省の「電力需給検証小委員会」は23日、電力各社の予備率(最大需要に対する供給余力)が、安定供給に最低限必要な3%以上を確保できる見通しとの報告書を取りまとめた。
検証委は、火力発電所のトラブルなどで需給が逼迫(ひっぱく)する可能性を指摘し「節電の取り組みが継続されるよう無理のない形で節電要請などを行うことを検討すべきだ」と明記した。
政府は、検証委の報告を受け、今週中にも今夏の節電対策の決定を目指す。節電の数値目標は設けず、各地域に一般的な節電協力を求める方向で調整している。全国で数値目標が見送られれば、東日本大震災後で初めてとなる。
検証委は、沖縄を除く電力9社管内で需要がピークとなる8月の供給余力について、当初の平均6・3%から6・2%に下方修正した。中部電力上越火力発電所(新潟県)のトラブルで、中部電力の供給余力が当初の平均9・2%から9・0%に低下したため。
電力各社、今夏は安定供給へ
産経新聞 4月24日(水)7時55分配信
今夏の電力需給対策について有識者が話し合う経済産業省の「電
検証委は、火力発電所のトラブルなどで需給が逼迫(ひっぱく)
政府は、検証委の報告を受け、今週中にも今夏の節電対策の決定
検証委は、沖縄を除く電力9社管内で需要がピークとなる8月の
2013年04月26日
4/28(日) 午後1時~2時半 天文館街宣行動の呼びかけ
4/28(日) 午後1時~2時半 天文館街宣行動の呼びかけ
※下記の要領で街宣行動を行いますが、参加メンバーが不足しています。効果的な宣伝(市民との活発な討論の場にしたいです)のためには20名ほどが望ましいのですが、目下、あと10名くらい足りません。皆さん、子連れでも結構です、どうかご協力の程、よろしくお願いいたします。
・目的:川内原発再稼働反対!南大隅最終処分場反対を広くアピールする
・呼びかけ主体:かごしま反原発連合有志(連絡先・岩井・090-3419-6153)
・今回のテーマ:電気は足りてる!(だから、再稼働は不要)
・場所:天文館・献血センター前(塞がっているときは他へ移動)
・手段:①チラシ(別途、掲載)
②パネル(「電気は足りてると思う?」)赤・青のシールを貼って貰う
③リレートーク(誰でもご自分の意見を述べられます)
④街宣車で天文館周辺→中央駅のエリアで、6/2<人間の鎖>県庁包囲行動を訴える
・終了後、希望者を募り、近場のお店で、お茶会の予定もあります。
※下記の要領で街宣行動を行いますが、参加メンバーが不足しています。効果的な宣伝(市民との活発な討論の場にしたいです)のためには20名ほどが望ましいのですが、目下、あと10名くらい足りません。皆さん、子連れでも結構です、どうかご協力の程、よろしくお願いいたします。
・目的:川内原発再稼働反対!南大隅最終処分場反対を広くアピールする
・呼びかけ主体:かごしま反原発連合有志(連絡先・岩井・090-3419-6153)
・今回のテーマ:電気は足りてる!(だから、再稼働は不要)
・場所:天文館・献血センター前(塞がっているときは他へ移動)
・手段:①チラシ(別途、掲載)
②パネル(「電気は足りてると思う?」)赤・青のシールを貼って貰う
③リレートーク(誰でもご自分の意見を述べられます)
④街宣車で天文館周辺→中央駅のエリアで、6/2<人間の鎖>県庁包囲行動を訴える
・終了後、希望者を募り、近場のお店で、お茶会の予定もあります。
2013年04月23日
第42回 対県庁、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対行動
第42回! 4/26(金)午後6時30分! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!
◎前回からの時間変更&第2金曜日のみデモ決行を、下記でしっかりご確認の上、ご参加ください。
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:30から市民の有志が集まって行われます。4月から時間変更で、毎回18:30開始~19:30終了。第2金曜日のみ、18:30開始~19:15位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い、県庁前に戻り、20:00終了予定です。
◎ 前回第41回は、集会15名でした。集会は、原子力規制委の「7月新基準施行」の内容のひどさに対する批判・怒りの声が続出。大飯原発に関する「6月末までに必要な対策を終えることで適合する」という、いかにも「予定調和的な基準作り」に対する根本的な不信感が語られました。新たな「安全神話」捏造の上に、まず再稼働ありきの姿勢は、取り返しのつかない災厄を生みかねないことへの懸念が口々に語られ、19:30に集会は閉会しました。また、4/28(日)午後1時~2時半の天文館街宣行動(「テーマ:電気は足りてる?」についての呼びかけも熱く発せられました。
・旗やポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻18:15分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも残り、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
・口座振り込み・カンパのお願い:下記の口座へ、一口500円、出来れば二口以上のカンパをお願い出来ましたら、我々も勇気百倍です。再稼働阻止の闘いの飛躍に向け、どうか皆様ご尽力下さい!
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
◎前回からの時間変更&第2金曜日のみデモ決行を、下記でしっかりご確認の上、ご参加ください。
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:30から市民の有志が集まって行われます。4月から時間変更で、毎回18:30開始~19:30終了。第2金曜日のみ、18:30開始~19:15位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い、県庁前に戻り、20:00終了予定です。
◎ 前回第41回は、集会15名でした。集会は、原子力規制委の「7月新基準施行」の内容のひどさに対する批判・怒りの声が続出。大飯原発に関する「6月末までに必要な対策を終えることで適合する」という、いかにも「予定調和的な基準作り」に対する根本的な不信感が語られました。新たな「安全神話」捏造の上に、まず再稼働ありきの姿勢は、取り返しのつかない災厄を生みかねないことへの懸念が口々に語られ、19:30に集会は閉会しました。また、4/28(日)午後1時~2時半の天文館街宣行動(「テーマ:電気は足りてる?」についての呼びかけも熱く発せられました。
・旗やポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻18:15分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも残り、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
・口座振り込み・カンパのお願い:下記の口座へ、一口500円、出来れば二口以上のカンパをお願い出来ましたら、我々も勇気百倍です。再稼働阻止の闘いの飛躍に向け、どうか皆様ご尽力下さい!
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
2013年04月19日
南大隅町長選支援の皆さまの<ご苦労さん会>の呼びかけ
南大隅町長選の応援をされた方々の<ご苦労さん会>を呼びかけます。
松元成一さんの約1ヶ月張り付き専従を始め、多くの方が日曜ごと・土日・平日・選挙期間中泊まり込みーなど様々な形で、みな手弁当で骨身を惜しまず、また往復の長距離車運転の危険をもいとわず、肥後候補勝利一点のために、力を合わせて頑張ってきました。 にもかかわらず、結果は極めて非情なものでした。なぜ勝てなかったのか?どうやったら勝てる展望を切り開けるのか?いや、それ以上に、肝心要の<南大隅最終処分場>をどうやったら阻止出来るのか?課題は余りにも大きく重いのが現状です。この壁をどうやって、肥後さん始め、現地の皆さまを盛り立てつつ、突破していけるのか? 現地に一度でも足を運ばれた方々を中心に、現地に想いを寄せられる皆さまを広く交えて、<ご苦労さん会>という名の<反省会>を急遽計画しました。皆さま、奮ってご参加ください。 <哲>
★日時:4/22(月)午後7時~10時 ★電話:206-7407(有馬) ★場所:「薩摩食堂・南洲庵」ー鹿児島中央駅一番街・中央21-31 ★会費:2500円 ★予約の上で、直接ご来場ください。
松元成一さんの約1ヶ月張り付き専従を始め、多くの方が日曜ごと・土日・平日・選挙期間中泊まり込みーなど様々な形で、みな手弁当で骨身を惜しまず、また往復の長距離車運転の危険をもいとわず、肥後候補勝利一点のために、力を合わせて頑張ってきました。 にもかかわらず、結果は極めて非情なものでした。なぜ勝てなかったのか?どうやったら勝てる展望を切り開けるのか?いや、それ以上に、肝心要の<南大隅最終処分場>をどうやったら阻止出来るのか?課題は余りにも大きく重いのが現状です。この壁をどうやって、肥後さん始め、現地の皆さまを盛り立てつつ、突破していけるのか? 現地に一度でも足を運ばれた方々を中心に、現地に想いを寄せられる皆さまを広く交えて、<ご苦労さん会>という名の<反省会>を急遽計画しました。皆さま、奮ってご参加ください。 <哲>
★日時:4/22(月)午後7時~10時 ★電話:206-7407(有馬) ★場所:「薩摩食堂・南洲庵」ー鹿児島中央駅一番街・中央21-31 ★会費:2500円 ★予約の上で、直接ご来場ください。
2013年04月19日
南大隅町長 今度は虚偽答弁 ・・・Hunter
南大隅町長 今度は虚偽答弁 2013年4月18日 09:30
今月14日の町長選挙で2期目の当選を果たした鹿児島県肝属郡南大隅町の森田俊彦町長(53)が、選挙直前の町議会で虚偽答弁を行っていた疑いが浮上した。
HUNTERの報道で、核処分場誘致にからんで暗躍する人物との関係を暴かれ窮地に立たされた町政トップが、なりふり構わぬ嘘を連発して保身に走った形。町の有力組織を固めて選挙には勝ったものの、先行きに暗雲が垂れ込めはじめた。
飲食接待
虚偽答弁は、今年3月の南大隅町議会でのこと。町議会関係者によれば、高レベル放射性廃棄物の最終処分地誘致を働きかけていた会社社長との親密な関係などについて追及された森田氏は、会社社長との付き合いやモーターボートを譲り受けたことなどを認めながら、町長就任後の飲食接待や東京電力訪問といった核心部分の疑惑を完全否定。この問題に関するHUNTERの報道を、町長選の対立候補陣営が仕組んだかのような発言に終始し、自身への疑惑を巧妙にはぐらかしていた。
森田氏は、今年2月15日のHUNTERの取材に対して、いったんはモーターボート授受を含む会社社長との関係を真っ向から否定。同月26日の再取材で証拠書類を示された同氏は、社長との関係も含めそれまでの主張がすべて嘘だったことを認めていた。
(写真は、嘘を認めうなだれる森田氏)
議会答弁の中で、特に悪質な虚偽と見られるのは、町長就任後の会社社長からの接待を否定したことと、東電訪問がなかったかのように装った点だ。
町長就任後の平成21年、森田氏の初当選を支えた南大隅町内の3人の仲間が、問題の会社社長に連れられ上京。初日に福島県の原発を視察し、いったん東京に戻って赤坂プリンスホテルに1泊した後、翌日には青森県の六ヶ所村を視察していた。
この間、会社社長を含む4人は、宿泊した赤坂プリンスで森田氏と合流。夕食をともにした後、六本木のクラブに繰り出していた。支払いは全て会社社長。ゴールドカードを使っての支払いだったことをそのうちの1人が目撃している。現職町長が接待を受けた証しである。
東電訪問
議会答弁で森田氏は、東電訪問についてもごまかしを行っていた。質問に立った町議から、“町長就任後”を前提とする東電訪問の事実について尋ねられた森田氏は、「商工会長の時に行った」と返し、町長就任後の東電訪問を事実上否定する姿勢を見せていた。しかし、町長選終了後の15日になって、地元紙の取材に対し、問題の会社社長と見られる人物に、平成21年の町長初当選の後に面会し、「昨年春に東電幹部と会い、『(高レベル放射性廃棄物最終処分場は)南大隅町には受け入れられない』と伝えた」ことを話しており、地元紙は16日朝刊でこの事実を報じている。
記事にある「昨年春」が平成20年のことなら、森田氏は商工会長。町を代表して誘致断念を伝える立場にはない。常識的に考えると「平成24年の春」ということになるが、森田氏が町長就任後に東電を訪問したことを複数の関係者が証言しており、議会答弁は“虚偽”と見られてもおかしくない格好だ。
念書
会社社長への“念書”の件でも嘘の答弁をした可能性が高い。森田氏は商工会長時代、問題の会社社長に対し、「放射性廃棄物の処分場に関する件のすべてをお任せする」といった内容の文書を、前町長、議長、漁協の組合長らとそろって渡していたとされ、前町長や町関係者がこれを認める証言を行っている。
3月議会では念書の存在も否定しており、現物がないのをいいことに、都合の悪い話だけを片っ端から闇に葬った形だ。
選挙目当て
森田氏の頭の中には、目前に迫った町長選のことしかなかったのだろう。議会では、虚偽答弁を重ねたあげく、自身への疑惑報道を対立候補が仕組んだかのような発言を連発し、逆に相手陣営への批判が出るように仕向けていた。
議会答弁の中で森田氏は、HUNTERの報道を対立候補陣営が頼んだものと断定したとされるが、残念ながら落選した対立候補陣営に初めて接触したのは、2月15日の森田氏への初取材後。取材過程は全て記録に残っており、森田氏がどうあがいても嘘は嘘でしかない。
“嘘つきは泥棒の始まり”ということわざがある。森田氏に、人の上に立つ資格があるとは思えないが・・・・・。
今月14日の町長選挙で2期目の当選を果たした鹿児島県肝属郡南大隅町の森田俊彦町長(53)が、選挙直前の町議会で虚偽答弁を行っていた疑いが浮上した。
HUNTERの報道で、核処分場誘致にからんで暗躍する人物との関係を暴かれ窮地に立たされた町政トップが、なりふり構わぬ嘘を連発して保身に走った形。町の有力組織を固めて選挙には勝ったものの、先行きに暗雲が垂れ込めはじめた。
飲食接待
虚偽答弁は、今年3月の南大隅町議会でのこと。町議会関係者によれば、高レベル放射性廃棄物の最終処分地誘致を働きかけていた会社社長との親密な関係などについて追及された森田氏は、会社社長との付き合いやモーターボートを譲り受けたことなどを認めながら、町長就任後の飲食接待や東京電力訪問といった核心部分の疑惑を完全否定。この問題に関するHUNTERの報道を、町長選の対立候補陣営が仕組んだかのような発言に終始し、自身への疑惑を巧妙にはぐらかしていた。
森田氏は、今年2月15日のHUNTERの取材に対して、いったんはモーターボート授受を含む会社社長との関係を真っ向から否定。同月26日の再取材で証拠書類を示された同氏は、社長との関係も含めそれまでの主張がすべて嘘だったことを認めていた。
(写真は、嘘を認めうなだれる森田氏)
議会答弁の中で、特に悪質な虚偽と見られるのは、町長就任後の会社社長からの接待を否定したことと、東電訪問がなかったかのように装った点だ。
町長就任後の平成21年、森田氏の初当選を支えた南大隅町内の3人の仲間が、問題の会社社長に連れられ上京。初日に福島県の原発を視察し、いったん東京に戻って赤坂プリンスホテルに1泊した後、翌日には青森県の六ヶ所村を視察していた。
この間、会社社長を含む4人は、宿泊した赤坂プリンスで森田氏と合流。夕食をともにした後、六本木のクラブに繰り出していた。支払いは全て会社社長。ゴールドカードを使っての支払いだったことをそのうちの1人が目撃している。現職町長が接待を受けた証しである。
東電訪問
議会答弁で森田氏は、東電訪問についてもごまかしを行っていた。質問に立った町議から、“町長就任後”を前提とする東電訪問の事実について尋ねられた森田氏は、「商工会長の時に行った」と返し、町長就任後の東電訪問を事実上否定する姿勢を見せていた。しかし、町長選終了後の15日になって、地元紙の取材に対し、問題の会社社長と見られる人物に、平成21年の町長初当選の後に面会し、「昨年春に東電幹部と会い、『(高レベル放射性廃棄物最終処分場は)南大隅町には受け入れられない』と伝えた」ことを話しており、地元紙は16日朝刊でこの事実を報じている。
記事にある「昨年春」が平成20年のことなら、森田氏は商工会長。町を代表して誘致断念を伝える立場にはない。常識的に考えると「平成24年の春」ということになるが、森田氏が町長就任後に東電を訪問したことを複数の関係者が証言しており、議会答弁は“虚偽”と見られてもおかしくない格好だ。
念書
会社社長への“念書”の件でも嘘の答弁をした可能性が高い。森田氏は商工会長時代、問題の会社社長に対し、「放射性廃棄物の処分場に関する件のすべてをお任せする」といった内容の文書を、前町長、議長、漁協の組合長らとそろって渡していたとされ、前町長や町関係者がこれを認める証言を行っている。
3月議会では念書の存在も否定しており、現物がないのをいいことに、都合の悪い話だけを片っ端から闇に葬った形だ。
選挙目当て
森田氏の頭の中には、目前に迫った町長選のことしかなかったのだろう。議会では、虚偽答弁を重ねたあげく、自身への疑惑報道を対立候補が仕組んだかのような発言を連発し、逆に相手陣営への批判が出るように仕向けていた。
議会答弁の中で森田氏は、HUNTERの報道を対立候補陣営が頼んだものと断定したとされるが、残念ながら落選した対立候補陣営に初めて接触したのは、2月15日の森田氏への初取材後。取材過程は全て記録に残っており、森田氏がどうあがいても嘘は嘘でしかない。
“嘘つきは泥棒の始まり”ということわざがある。森田氏に、人の上に立つ資格があるとは思えないが・・・・・。
2013年04月17日
第41回 対県庁、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対行動
第41回! 4/19(金)午後6時30分! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!
◎前回からの時間変更&第2金曜日のみデモ決行を、下記でしっかりご確認の上、ご参加ください。
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:30から市民の有志が集まって行われます。今月から、時間変更で、毎回18:30開始~19:30終了。第2金曜日のみ、18:30開始~19:15位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い、県庁前に戻り、20:00終了予定です。
◎ ご報告ですが、南大隅町・町長選挙は残念ながら敗北でした。3979票対2033票の末尾に00を付けると、昨年の知事選の結果と瓜二つでした。「首長選」というものの厳しさを、改めて痛感させられるところです。あれだけHunterや「週刊朝日」などによる森田市長の最終処分場問題をめぐる東電との癒着や収賄問題を暴かれてもなお、出馬を取りやめるどころか、また開き直りに終始した議会答弁にも関わらず、ある有権者の「どんなに悪いことをしても、やっぱり森田だ」というコメントに代表されるような田舎特有の“”理の通らなさ”(お金の力?)だけが際だつ選挙結果となりました。あとは、最終処分場反対の闘いの高揚あるのみです。
◎ 前回第40回は、集会15名ーデモ8名でした。お互い久方ぶりのデモで元気を奮い立たせました。集会は、南大隅町長選への支援取り組みの呼びかけ、進行する福島第一原発の汚染水問題の迷走にたいする弾劾、元横浜市長・中田宏の勇気ある発言=「福島は人がもう住めないところだと認めるべきだ。その上で、最終処分場に指定すべきだ」に対する肯定&評価の発言などが相次ぎました。また、4/28(日)午後1時~の天文館街宣行動についてのプラン発表、行動参加へのアピールも熱く発せられました。
・旗の掲示やキャンドル点灯、ポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻18:15分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも厳しく、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
・口座振り込み・カンパのお願い:下記の口座へ、一口500円、出来れば二口以上のカンパをお願い出来ましたら、我々も勇気百倍です。再稼働阻止の闘いの飛躍に向け、どうか皆様ご尽力下さい!
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
・また、銀行口座に加え、郵便局口座も開設して欲しいとのリクエストもありましたので、(案外手続きが面倒なため)かなり遅れていますが、近々にも公開したいと思います。その際は、ご協力よろしく! <哲>
◎前回からの時間変更&第2金曜日のみデモ決行を、下記でしっかりご確認の上、ご参加ください。
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:30から市民の有志が集まって行われます。今月から、時間変更で、毎回18:30開始~19:30終了。第2金曜日のみ、18:30開始~19:15位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い、県庁前に戻り、20:00終了予定です。
◎ ご報告ですが、南大隅町・町長選挙は残念ながら敗北でした。3979票対2033票の末尾に00を付けると、昨年の知事選の結果と瓜二つでした。「首長選」というものの厳しさを、改めて痛感させられるところです。あれだけHunterや「週刊朝日」などによる森田市長の最終処分場問題をめぐる東電との癒着や収賄問題を暴かれてもなお、出馬を取りやめるどころか、また開き直りに終始した議会答弁にも関わらず、ある有権者の「どんなに悪いことをしても、やっぱり森田だ」というコメントに代表されるような田舎特有の“”理の通らなさ”(お金の力?)だけが際だつ選挙結果となりました。あとは、最終処分場反対の闘いの高揚あるのみです。
◎ 前回第40回は、集会15名ーデモ8名でした。お互い久方ぶりのデモで元気を奮い立たせました。集会は、南大隅町長選への支援取り組みの呼びかけ、進行する福島第一原発の汚染水問題の迷走にたいする弾劾、元横浜市長・中田宏の勇気ある発言=「福島は人がもう住めないところだと認めるべきだ。その上で、最終処分場に指定すべきだ」に対する肯定&評価の発言などが相次ぎました。また、4/28(日)午後1時~の天文館街宣行動についてのプラン発表、行動参加へのアピールも熱く発せられました。
・旗の掲示やキャンドル点灯、ポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻18:15分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも厳しく、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
・口座振り込み・カンパのお願い:下記の口座へ、一口500円、出来れば二口以上のカンパをお願い出来ましたら、我々も勇気百倍です。再稼働阻止の闘いの飛躍に向け、どうか皆様ご尽力下さい!
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
・また、銀行口座に加え、郵便局口座も開設して欲しいとのリクエストもありましたので、(案外手続きが面倒なため)かなり遅れていますが、近々にも公開したいと思います。その際は、ご協力よろしく! <哲>
2013年04月10日
第40回 対県庁、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対行動
第40回! 4/12(金)午後6時30分! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!
◎今回からの時間変更&第2金曜日(つまり今週金曜)のみデモ決行、を、下記でしっかりご確認の上、ご参加ください。
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:30から市民の有志が集まって行われます。今月から、時間変更で、毎回18:30開始~19:30終了。第2金曜日のみ、18:30開始~19:15位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い、県庁前に戻り、20:00終了予定です。
◎ 皆様にご報告ですが、南大隅町・町長選挙は昨日告示で、14日投開票に向け、まっしぐらに走り出しています。県庁前からも、更に数名の皆さまが応援に加わり、現地の皆さまを力づけています。ガンバロー!勝利はもう間近だ!
◎ 前回第39回は、集会15名でした。発言は、福島第一原発の汚染水漏出問題を中心に、東電・政府の怠慢・無策を鋭く弾劾する発言が相次ぎ、また、南大隅町選挙の現地報告ならびに現地支援の訴えが強く行われました。また、4/28(日)の天文館街宣行動についてのプラン発表、行動参加へのアピールも熱く発せられました。
・旗の掲示やキャンドル点灯、ポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻18:15分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも厳しく、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
・口座振り込み・カンパのお願い:下記の口座へ、一口500円、出来れば二口以上のカンパをお願い出来ましたら、我々も勇気百倍です。再稼働阻止の闘いの飛躍に向け、どうか皆様ご尽力下さい!
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
・また、銀行口座に加え、郵便局口座も開設して欲しいとのリクエストもありましたので、(案外手続きが面倒なため)かなり遅れていますが、近々にも公開したいと思います。その際は、ご協力よろしく! <哲>
◎今回からの時間変更&第2金曜日(つまり今週金曜)のみデモ決行、を、下記でしっかりご確認の上、ご参加ください。
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:30から市民の有志が集まって行われます。今月から、時間変更で、毎回18:30開始~19:30終了。第2金曜日のみ、18:30開始~19:15位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い、県庁前に戻り、20:00終了予定です。
◎ 皆様にご報告ですが、南大隅町・町長選挙は昨日告示で、14日投開票に向け、まっしぐらに走り出しています。県庁前からも、更に数名の皆さまが応援に加わり、現地の皆さまを力づけています。ガンバロー!勝利はもう間近だ!
◎ 前回第39回は、集会15名でした。発言は、福島第一原発の汚染水漏出問題を中心に、東電・政府の怠慢・無策を鋭く弾劾する発言が相次ぎ、また、南大隅町選挙の現地報告ならびに現地支援の訴えが強く行われました。また、4/28(日)の天文館街宣行動についてのプラン発表、行動参加へのアピールも熱く発せられました。
・旗の掲示やキャンドル点灯、ポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻18:15分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも厳しく、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
・口座振り込み・カンパのお願い:下記の口座へ、一口500円、出来れば二口以上のカンパをお願い出来ましたら、我々も勇気百倍です。再稼働阻止の闘いの飛躍に向け、どうか皆様ご尽力下さい!
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
・また、銀行口座に加え、郵便局口座も開設して欲しいとのリクエストもありましたので、(案外手続きが面倒なため)かなり遅れていますが、近々にも公開したいと思います。その際は、ご協力よろしく! <哲>
2013年04月06日
エコノMIX 異論正論ー池田信夫
池田信夫ーこの男は、原発問題では問題発言連発の輩だが、こと経済問題に於いては、少なくとも、「御用学者」ではない。分かり易い解説、ほぼ正論であろうと評価できる。
安倍首相のめざす人為的スタグフレーション
2013年02月13日(水)11時34分
安倍首相は12日、経済3団体のトップと首相官邸で会談し、「業績の改善を働く人の所得増大の動きにつなげていくことができるかどうかで本格的なデフレ脱却に向かっていく」と賃上げを要請し、財界からも春闘で賃上げに応じる意向が示されたという。こうした政府の働きかけを受け、ローソンは社員の年収を3%引き上げると発表したが、もしすべての企業が要請に応じて3%賃上げしたら何が起こるか、シミュレーションしてみよう。
賃金コストは価格の半分を占めるので、物価は1.5%ぐらい上がるだろう。3%賃上げしてもらった正社員の実質賃金(名目賃金-インフレ率)は1.5%増になるが、これによって労働需要が減るので失業が増える。つまり政府の要請に従って賃上げすると、物価と同時に失業率が上がるスタグフレーションが起こるのだ。
また労働者の8割を占める未組織労働者の名目賃金は上がらないので、インフレで実質賃金は1.5%下がる。雇用の減少も正社員の解雇ではなく新規採用の抑制という形で出てくるので、非正社員の雇い止めが増えるだろう。つまり結果としては、豊かな大企業の労働者がますます豊かになり、貧しいパート・アルバイトなどはますます貧しくなるのだ。
このように政府が価格統制を行うことを「所得政策」と呼び、70年代の石油危機のとき、英米などで発動されたが失敗に終わった。これは激しいインフレを抑えるための政策だったが、今度は政府が価格統制でインフレを作り出そうとする逆所得政策である。本気でやったら世界の笑いものだが、幸い何も起こらないだろう。何の法的拘束力もない「要請」に従って賃上げするお人好しの会社なんかない。
深刻なのは、安倍氏が激しく日銀に迫っているインフレ目標の意味をまったく理解していないことだ。彼は「日銀法を改正して雇用の最大化を義務づけたい」とも言っているが、彼の脳内では次の現象はどういう論理的関係になっているのだろうか。
1.インフレ
2.賃上げ
3.雇用拡大
ゆるやかなインフレは景気を改善する効果があるが、それは実質賃金を下げることで企業収益が改善するからで、1と2は相容れない。賃上げして雇用が増えることもありえないから、2と3も相容れない。インフレで雇用が拡大するのは名目賃金が変わらないときだけだから、賃上げしたら1と3も両立しない。彼の話は矛盾だらけなのだ。
おそらく安倍氏は「インフレになったら何となく景気がよくなって賃金も上がり、雇用も増える」と考えているのだろうが、それは因果関係が逆だ。景気がよくなったらインフレも賃上げも起こるが、インフレだけ起こっても景気はよくならない。正社員の雇用は守られるが、非正社員との格差は拡大するだろう。
安倍氏は参院選を意識して徹底的な安全運転で、財界の求めるTPP(環太平洋連携協定)への参加や雇用規制の緩和などの危ないテーマには「政府が打つべき政策も鋭意とりくんでいきたい」と述べるだけで、具体的な答は避けた。バラマキ財政と金融緩和と賃上げで甘い話だけして、参院選を乗り切ろうという戦略だろう。
今のところもくろみ通り円安になり、株価も上がり、内閣支持率も上がって順風満帆だが、企業収益は上がっていない。この「安倍バブル」は、選挙までは続くだろうが、実態のない株価上昇はそのうち終わり、「日本売り」が進むと1ドル=120円ぐらいまで行くかもしれない。
そうするとドル建ての原油輸入額は10兆円近く上がり、GDP(国内総生産)は2%ぐらい吹っ飛ぶ。これによって輸入インフレが起こると賃上げ要求が激化し、それがさらにインフレをもたらす・・・という悪循環が始まる。これが70年代に先進国が経験したスタグフレーションである。日本は幸いそれを経験しなかったが、安倍氏のおかげでこれから経験するかもしれない。
安倍首相のめざす人為的スタグフレーション
2013年02月13日(水)11時34分
安倍首相は12日、経済3団体のトップと首相官邸で会談し、「業績の改善を働く人の所得増大の動きにつなげていくことができるかどうかで本格的なデフレ脱却に向かっていく」と賃上げを要請し、財界からも春闘で賃上げに応じる意向が示されたという。こうした政府の働きかけを受け、ローソンは社員の年収を3%引き上げると発表したが、もしすべての企業が要請に応じて3%賃上げしたら何が起こるか、シミュレーションしてみよう。
賃金コストは価格の半分を占めるので、物価は1.5%ぐらい上がるだろう。3%賃上げしてもらった正社員の実質賃金(名目賃金-インフレ率)は1.5%増になるが、これによって労働需要が減るので失業が増える。つまり政府の要請に従って賃上げすると、物価と同時に失業率が上がるスタグフレーションが起こるのだ。
また労働者の8割を占める未組織労働者の名目賃金は上がらないので、インフレで実質賃金は1.5%下がる。雇用の減少も正社員の解雇ではなく新規採用の抑制という形で出てくるので、非正社員の雇い止めが増えるだろう。つまり結果としては、豊かな大企業の労働者がますます豊かになり、貧しいパート・アルバイトなどはますます貧しくなるのだ。
このように政府が価格統制を行うことを「所得政策」と呼び、70年代の石油危機のとき、英米などで発動されたが失敗に終わった。これは激しいインフレを抑えるための政策だったが、今度は政府が価格統制でインフレを作り出そうとする逆所得政策である。本気でやったら世界の笑いものだが、幸い何も起こらないだろう。何の法的拘束力もない「要請」に従って賃上げするお人好しの会社なんかない。
深刻なのは、安倍氏が激しく日銀に迫っているインフレ目標の意味をまったく理解していないことだ。彼は「日銀法を改正して雇用の最大化を義務づけたい」とも言っているが、彼の脳内では次の現象はどういう論理的関係になっているのだろうか。
1.インフレ
2.賃上げ
3.雇用拡大
ゆるやかなインフレは景気を改善する効果があるが、それは実質賃金を下げることで企業収益が改善するからで、1と2は相容れない。賃上げして雇用が増えることもありえないから、2と3も相容れない。インフレで雇用が拡大するのは名目賃金が変わらないときだけだから、賃上げしたら1と3も両立しない。彼の話は矛盾だらけなのだ。
おそらく安倍氏は「インフレになったら何となく景気がよくなって賃金も上がり、雇用も増える」と考えているのだろうが、それは因果関係が逆だ。景気がよくなったらインフレも賃上げも起こるが、インフレだけ起こっても景気はよくならない。正社員の雇用は守られるが、非正社員との格差は拡大するだろう。
安倍氏は参院選を意識して徹底的な安全運転で、財界の求めるTPP(環太平洋連携協定)への参加や雇用規制の緩和などの危ないテーマには「政府が打つべき政策も鋭意とりくんでいきたい」と述べるだけで、具体的な答は避けた。バラマキ財政と金融緩和と賃上げで甘い話だけして、参院選を乗り切ろうという戦略だろう。
今のところもくろみ通り円安になり、株価も上がり、内閣支持率も上がって順風満帆だが、企業収益は上がっていない。この「安倍バブル」は、選挙までは続くだろうが、実態のない株価上昇はそのうち終わり、「日本売り」が進むと1ドル=120円ぐらいまで行くかもしれない。
そうするとドル建ての原油輸入額は10兆円近く上がり、GDP(国内総生産)は2%ぐらい吹っ飛ぶ。これによって輸入インフレが起こると賃上げ要求が激化し、それがさらにインフレをもたらす・・・という悪循環が始まる。これが70年代に先進国が経験したスタグフレーションである。日本は幸いそれを経験しなかったが、安倍氏のおかげでこれから経験するかもしれない。
2013年04月06日
福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果の深刻さ(訂正版)
先日お送りしたものに間違えがありました。そのため、訂正をさせてください。
非常に大きな勘違いをしていましたので、再度記事を投稿しなおします。
大変に申し訳ありませんでした。
3月31日 武田信弘
福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果の深刻さ(訂正版)
まず、結節とのう胞の両方についてのデータを比較してみます。
福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)( http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520 )より
A1 A2 B
3市全体: 42.4% 56.6% 1.1%
弘前市: 41.1% 57.6% 1.3%
甲府市: 29.5% 69.4% 1.1%
長崎市: 56.9% 42.5% 0.6%
福島県の平成24年度の結果(http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/koujyosen-ketuka2501.pdf )より、
A1 A2 B
福島県: 55.8% 43.6% 0.6%
3市全体のデータと福島県のデータを比べると、A1のデータで福島県のほうが大きくなっています。環境省は、これを3市での検査は2歳以下の幼児を対象に含んでいないため、甲状腺に異常の出にくい2歳以下の幼児を含んでいる福島県のデータで、A1、つまり異常なしが多くなったのだと説明しているようです。しかし、仮にそうだったとしても、同じ条件である甲府市のA1が29.5%であるのに対し、長崎市が56.9%で約2倍の開きがありますから、このこと自体が何らかの異常があることを示しています。またある程度の異常とみなすことができるA2にしても3市全体で56.6%であり、これは福島県の43.6%を10%以上上回りますから、これもおかしなデータであることに変わりありません。
次に3市全体でのデータを使って、結節とのう胞のそれぞれのデータを福島県のものと比較してみます。
結節
A1 A2 B
3市 98.4% 0.6% 1.0%
福島 99.0% 0.4% 0.6%
のう胞
A1 A2 B
3市 43.1% 56.9% 0.0%
福島 81.5% 18.5% 0.006%
ほぼ一目瞭然ですが、結節では3市合計のデータと福島県のそれがあまり異ならないのに対し、のう胞ではA1、A2ともに大きく異なります。ここで、3市合計には2歳以下のデータが含まれていませんから、福島のデータから2歳以下のデータを差し引いて再計算をしてみれば比較ができることになります。ところが、福島県の年齢階層別は2歳以下という階層はなく、0から5歳ですから、2歳以下のデータを除外できません。よって、共通の尺度である6歳から10歳、11歳から15歳、16歳から18歳で3市合計と福島県のそれを比較してみましょう。3市での結節・のう胞別のデータは年齢階層別には示されていませんから、結節・のう胞両方を含んだ割合の比較になります。
結節・のう胞の両方での比較
A1 6歳から10歳、 11歳から15歳、 16歳から18歳
3市 44.5% 39.4% 40.3%
福島 48.4% 46.7% 53.7%
A2 6歳から10歳、 11歳から15歳、 16歳から18歳
3市 55.3% 59.4% 57.8%
福島 51.4% 52.5% 44.3%
B 6歳から10歳、 11歳から15歳、 16歳から18歳
3市 0.2% 1.6% 1.9%
福島 0.26% 0.80% 1.96%
以上のデータで見ると、A1、つまり、全く異常を見なかったグループがどの年齢階層でも福島県のほうが大きく、これはソナーをあてる時間が短いと言われていることから、検査での見逃しがかなりあることを示唆していると思えます。
次に、A2、つまり、多少の異常が発見されているグループですが、こちらは福島県のデータがどれも小さい値を示しています。これも福島県での検査で見逃しが多くあったことを示唆していると考えるのが多分妥当でしょう。
最後にB、つまり、かなり異常があると思え、2次検査対象となるグループですが、11歳から15歳の階層で3市合計のほうが2倍の値を示しています。これはかなり異常であり、もともと小児甲状腺患者は100万人に一人程度が正常な発症率とされていたのですから0.1%以上の値が出てくること自体が異常です。
なお、グループBは5.1㎜以上の結節あるいは20.1㎜以上ののう胞を認めた場合であり、本来であれば2次検査対象となるグループですから、それなりに慎重に検査がされたと考えるべきだと思います。少なくとも、この値は増える可能性があっても減る可能性はありませんから、日本全体がかなり低線量被曝を受ける環境になっていると考えるべきデータです。このことが明瞭に分かっただけでも今回の3市の調査は意味があったと言えると思います。
次に、実際に甲状腺がん発症の可能性を考えてみます。第10回福島県「県民健康管理調査」検討委員会議事録( http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/20130213gijiroku.pdf )によれば、福島県の平成23年度分の2次検査で、2次検査受診者151人中10名が甲状腺がんであったということですから、2次検査受診者15名に1名の割合です。この確率を当てはめて計算すると、3市合同で2次検査対象は44名ですからほぼ3名が甲状腺がんにかかっている可能性があります。そして、これは受診者全体4365名中の3名と言うことですから、確率的に言えば、0.069%であり1000人に一人をほぼ意味します。
「一般に小児の甲状腺がんの発生は100万人当たり1~3人といわれています」( 日本臨床検査薬協会 「チェルノブイリ原発事故と小児の甲状腺がん」http://www.jacr.or.jp/topics/09radiation/03.html )ということですから、3市合計の小児甲状腺がん発症確率は正常な状態での確率と比べて数百倍から1千倍に近いということになります。
チェルノブイリでの発症確率と比較をしてみます。チェルノブイリでは事故時に幼児であった「男児で4,810人中7人(約0.15%)、女児は4,910人中24人(約0.5%)」( 前掲と同じ http://www.jacr.or.jp/topics/09radiation/03.html、検査時期は1990年から2004年と思われる )で、男女合わせての確率は0.32%ですから、3市合計の確率は、チェルノブイリのちょうど半分ぐらいとなります。
なお、このチェルノブイリのデータと福島県とのデータを比較すると、福島では38114名から10名が小児甲状腺がんにかかっているということですから、0.026%となり、チェルノブイリと比べて福島の発症確率は10分の1程度となります。
こう比較すると、チェルノブイリと比べてまだ軽度であると思えますが、現実には事故後2年よりも後の方が発症確率が高くなる傾向があり、今後日本での発症が増える可能性はかなり高いと思われます。
以上の分析から言えることは、福島県内の状況はもちろんのこと、日本全体の状況が決して楽観できるものではないということを示しています。少なくとも毎年追跡調査を日本全体でやる必要があり、また、ビタミンCや乳酸菌の摂取を計画的に行って免疫機能を維持する必要があるのではないでしょうか。更に、学童は低線量被曝がある環境からの疎開が必要であると思われます。
最後に、日本では2000年に山下教授が長崎でやった小児甲状腺検査があり、また福島でのデータと今回発表になった3市でのデータがあるわけですが、どういうわけか、互いにきちんと比較できにくい形でデータが公表されています。どの検査においても、受診者個人のデータが保存されているのですから、共通の尺度で比較できるような形でのデータの公表が必要です。
非常に大きな勘違いをしていましたので、再度記事を投稿しなおします。
大変に申し訳ありませんでした。
3月31日 武田信弘
福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果の深刻さ(訂正版)
まず、結節とのう胞の両方についてのデータを比較してみます。
福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)( http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520 )より
A1 A2 B
3市全体: 42.4% 56.6% 1.1%
弘前市: 41.1% 57.6% 1.3%
甲府市: 29.5% 69.4% 1.1%
長崎市: 56.9% 42.5% 0.6%
福島県の平成24年度の結果(http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/koujyosen-ketuka2501.pdf )より、
A1 A2 B
福島県: 55.8% 43.6% 0.6%
3市全体のデータと福島県のデータを比べると、A1のデータで福島県のほうが大きくなっています。環境省は、これを3市での検査は2歳以下の幼児を対象に含んでいないため、甲状腺に異常の出にくい2歳以下の幼児を含んでいる福島県のデータで、A1、つまり異常なしが多くなったのだと説明しているようです。しかし、仮にそうだったとしても、同じ条件である甲府市のA1が29.5%であるのに対し、長崎市が56.9%で約2倍の開きがありますから、このこと自体が何らかの異常があることを示しています。またある程度の異常とみなすことができるA2にしても3市全体で56.6%であり、これは福島県の43.6%を10%以上上回りますから、これもおかしなデータであることに変わりありません。
次に3市全体でのデータを使って、結節とのう胞のそれぞれのデータを福島県のものと比較してみます。
結節
A1 A2 B
3市 98.4% 0.6% 1.0%
福島 99.0% 0.4% 0.6%
のう胞
A1 A2 B
3市 43.1% 56.9% 0.0%
福島 81.5% 18.5% 0.006%
ほぼ一目瞭然ですが、結節では3市合計のデータと福島県のそれがあまり異ならないのに対し、のう胞ではA1、A2ともに大きく異なります。ここで、3市合計には2歳以下のデータが含まれていませんから、福島のデータから2歳以下のデータを差し引いて再計算をしてみれば比較ができることになります。ところが、福島県の年齢階層別は2歳以下という階層はなく、0から5歳ですから、2歳以下のデータを除外できません。よって、共通の尺度である6歳から10歳、11歳から15歳、16歳から18歳で3市合計と福島県のそれを比較してみましょう。3市での結節・のう胞別のデータは年齢階層別には示されていませんから、結節・のう胞両方を含んだ割合の比較になります。
結節・のう胞の両方での比較
A1 6歳から10歳、 11歳から15歳、 16歳から18歳
3市 44.5% 39.4% 40.3%
福島 48.4% 46.7% 53.7%
A2 6歳から10歳、 11歳から15歳、 16歳から18歳
3市 55.3% 59.4% 57.8%
福島 51.4% 52.5% 44.3%
B 6歳から10歳、 11歳から15歳、 16歳から18歳
3市 0.2% 1.6% 1.9%
福島 0.26% 0.80% 1.96%
以上のデータで見ると、A1、つまり、全く異常を見なかったグループがどの年齢階層でも福島県のほうが大きく、これはソナーをあてる時間が短いと言われていることから、検査での見逃しがかなりあることを示唆していると思えます。
次に、A2、つまり、多少の異常が発見されているグループですが、こちらは福島県のデータがどれも小さい値を示しています。これも福島県での検査で見逃しが多くあったことを示唆していると考えるのが多分妥当でしょう。
最後にB、つまり、かなり異常があると思え、2次検査対象となるグループですが、11歳から15歳の階層で3市合計のほうが2倍の値を示しています。これはかなり異常であり、もともと小児甲状腺患者は100万人に一人程度が正常な発症率とされていたのですから0.1%以上の値が出てくること自体が異常です。
なお、グループBは5.1㎜以上の結節あるいは20.1㎜以上ののう胞を認めた場合であり、本来であれば2次検査対象となるグループですから、それなりに慎重に検査がされたと考えるべきだと思います。少なくとも、この値は増える可能性があっても減る可能性はありませんから、日本全体がかなり低線量被曝を受ける環境になっていると考えるべきデータです。このことが明瞭に分かっただけでも今回の3市の調査は意味があったと言えると思います。
次に、実際に甲状腺がん発症の可能性を考えてみます。第10回福島県「県民健康管理調査」検討委員会議事録( http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/20130213gijiroku.pdf )によれば、福島県の平成23年度分の2次検査で、2次検査受診者151人中10名が甲状腺がんであったということですから、2次検査受診者15名に1名の割合です。この確率を当てはめて計算すると、3市合同で2次検査対象は44名ですからほぼ3名が甲状腺がんにかかっている可能性があります。そして、これは受診者全体4365名中の3名と言うことですから、確率的に言えば、0.069%であり1000人に一人をほぼ意味します。
「一般に小児の甲状腺がんの発生は100万人当たり1~3人といわれています」( 日本臨床検査薬協会 「チェルノブイリ原発事故と小児の甲状腺がん」http://www.jacr.or.jp/topics/09radiation/03.html )ということですから、3市合計の小児甲状腺がん発症確率は正常な状態での確率と比べて数百倍から1千倍に近いということになります。
チェルノブイリでの発症確率と比較をしてみます。チェルノブイリでは事故時に幼児であった「男児で4,810人中7人(約0.15%)、女児は4,910人中24人(約0.5%)」( 前掲と同じ http://www.jacr.or.jp/topics/09radiation/03.html、検査時期は1990年から2004年と思われる )で、男女合わせての確率は0.32%ですから、3市合計の確率は、チェルノブイリのちょうど半分ぐらいとなります。
なお、このチェルノブイリのデータと福島県とのデータを比較すると、福島では38114名から10名が小児甲状腺がんにかかっているということですから、0.026%となり、チェルノブイリと比べて福島の発症確率は10分の1程度となります。
こう比較すると、チェルノブイリと比べてまだ軽度であると思えますが、現実には事故後2年よりも後の方が発症確率が高くなる傾向があり、今後日本での発症が増える可能性はかなり高いと思われます。
以上の分析から言えることは、福島県内の状況はもちろんのこと、日本全体の状況が決して楽観できるものではないということを示しています。少なくとも毎年追跡調査を日本全体でやる必要があり、また、ビタミンCや乳酸菌の摂取を計画的に行って免疫機能を維持する必要があるのではないでしょうか。更に、学童は低線量被曝がある環境からの疎開が必要であると思われます。
最後に、日本では2000年に山下教授が長崎でやった小児甲状腺検査があり、また福島でのデータと今回発表になった3市でのデータがあるわけですが、どういうわけか、互いにきちんと比較できにくい形でデータが公表されています。どの検査においても、受診者個人のデータが保存されているのですから、共通の尺度で比較できるような形でのデータの公表が必要です。
2013年04月03日
第39回 対県庁、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対行動
第39回! 4/5(金)午後6時! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。今月から、やや方針変更で、毎回18:00開始は変わりませんが、第2金曜以外は、19:00まで、県庁構内道路端にて集会・ライブ(飛び入り大歓迎)を行います。第2金曜日のみ、18:45位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い県庁前に戻り、19:30終了予定です。
◎ 皆様にご報告ですが、この県庁前行動のグループから南大隅町長選挙の支援に出向の松元成一さんは、ますます元気に頑張っています。是非、ご声援を!加えて、県庁前グループからは、小川みさ子さん一行や、岩井哲、2人のKさんなど、頻回に現地に入り、宣伝カー街宣・チラシ入れ・事務所内作業などに精をを出しています。ガンバロー!勝利はもう間近だ!
◎ 前回第38回は、集会20名でした。発言は、「違憲、無効の高裁判決を高く評価」や、また、この間の野田前政権のおバカな総選挙ゴリ押しと続く安倍政権のあくどい政権運営、電力会社の値上げ強行に対する怒りの声が充満しました。この日は、集会終了後の有川美子さんの「合格祝いの宴」に備え、10分ほど早く集会を切り上げ、約10名の方々会場に向かいました。
・旗の掲示やキャンドル点灯、ポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻5時45分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも厳しく、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
・口座振り込み・カンパのお願い:下記の口座へ、一口500円、出来れば二口以上のカンパをお願い出来ましたら、我々も勇気百倍です。再稼働阻止の闘いの飛躍に向け、どうか皆様ご尽力下さい!
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
・また、銀行口座に加え、郵便局口座も開設して欲しいとのリクエストもありましたので、(案外手続きが面倒なため)かなり遅れていますが、近々にも公開したいと思います。その際は、ご協力よろしく! <哲>
・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。今月から、やや方針変更で、毎回18:00開始は変わりませんが、第2金曜以外は、19:00まで、県庁構内道路端にて集会・ライブ(飛び入り大歓迎)を行います。第2金曜日のみ、18:45位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行い県庁前に戻り、19:30終了予定です。
◎ 皆様にご報告ですが、この県庁前行動のグループから南大隅町長選挙の支援に出向の松元成一さんは、ますます元気に頑張っています。是非、ご声援を!加えて、県庁前グループからは、小川みさ子さん一行や、岩井哲、2人のKさんなど、頻回に現地に入り、宣伝カー街宣・チラシ入れ・事務所内作業などに精をを出しています。ガンバロー!勝利はもう間近だ!
◎ 前回第38回は、集会20名でした。発言は、「違憲、無効の高裁判決を高く評価」や、また、この間の野田前政権のおバカな総選挙ゴリ押しと続く安倍政権のあくどい政権運営、電力会社の値上げ強行に対する怒りの声が充満しました。この日は、集会終了後の有川美子さんの「合格祝いの宴」に備え、10分ほど早く集会を切り上げ、約10名の方々会場に向かいました。
・旗の掲示やキャンドル点灯、ポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻5時45分位には集会場にお集まり下さい。
・日中の寒さが和らいできたとはいえ、夕刻はまだ冷え込みも厳しく、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・第2金曜日のデモは、自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・今後当分は、集会・デモ申請費用(累積赤字の補填が必要)、チラシ作成費用など捻出のため、100円・200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
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