2012年11月29日
11/23(金) 対鹿児島県庁~九電前、定例抗議行動!
11/30(金)午後6時! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。この間18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、18:45位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を、時間的余裕があれば、県庁前に戻ってから更に発言・歌のご披露などをお願いしたいと思います。
・前回第20回は、初めて雨にたたられましたが、これもたまの恵みの雨と前向きに捉え、みんなで頑張りました。人数は(集会・30名ーデモ・25名)とやや持ち直しましたが、この間の特徴の、公安の姿は何故か影を潜めていたようです。出発前の集会で、激烈な市長選最終盤にも関わらず、再々度来て下さった鹿児島市長候補で<唯一の脱原発候補>=祝迫みつはるさんの力強い決意表明などが行われ、また、来年3/10に向けた岩井代表の呼びかけ、何人かの方々の発言のあと、九電前でも、祝迫さんが、九電に対し、「即時廃炉!」を力強く呼びかけ、次いで祝迫さんも一緒に回ったJA経済連前では、県議の松崎まことさんが、農業を守ろう!脱原発!のテーマでの熱烈な連帯のアピールを行いました。
・今回も色とりどりのキャンドルライト25個が飾られ、ライト担当者の不在の中、ライトアップはない中でも、街灯の仄暗い明かりの下、キャンドルライトが楽しく振られ、明るく楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さま、たいへん有り難うございました。このような盛り上がりに勇気づけられ、また首都圏の盛り上がりに負けないよう、更に、南大隅町への支援態勢を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時45分位から県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門横歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・数回前から、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のやや寸足らずで横広のキリン旗が登場しております。また、暗さも増しております中、キャンドルライトを10個増やし30個用意しておりますので、華やかさが演出できております。更に今後、明かりの面、並びにタンバリン・小太鼓など、音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・寒さが増し、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・キャンドル&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。この間18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、18:45位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を、時間的余裕があれば、県庁前に戻ってから更に発言・歌のご披露などをお願いしたいと思います。
・前回第20回は、初めて雨にたたられましたが、これもたまの恵みの雨と前向きに捉え、みんなで頑張りました。人数は(集会・30名ーデモ・25名)とやや持ち直しましたが、この間の特徴の、公安の姿は何故か影を潜めていたようです。出発前の集会で、激烈な市長選最終盤にも関わらず、再々度来て下さった鹿児島市長候補で<唯一の脱原発候補>=祝迫みつはるさんの力強い決意表明などが行われ、また、来年3/10に向けた岩井代表の呼びかけ、何人かの方々の発言のあと、九電前でも、祝迫さんが、九電に対し、「即時廃炉!」を力強く呼びかけ、次いで祝迫さんも一緒に回ったJA経済連前では、県議の松崎まことさんが、農業を守ろう!脱原発!のテーマでの熱烈な連帯のアピールを行いました。
・今回も色とりどりのキャンドルライト25個が飾られ、ライト担当者の不在の中、ライトアップはない中でも、街灯の仄暗い明かりの下、キャンドルライトが楽しく振られ、明るく楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さま、たいへん有り難うございました。このような盛り上がりに勇気づけられ、また首都圏の盛り上がりに負けないよう、更に、南大隅町への支援態勢を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時45分位から県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門横歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・数回前から、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のやや寸足らずで横広のキリン旗が登場しております。また、暗さも増しております中、キャンドルライトを10個増やし30個用意しておりますので、華やかさが演出できております。更に今後、明かりの面、並びにタンバリン・小太鼓など、音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・寒さが増し、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・キャンドル&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>
2012年11月25日
村田光平先生:IPPNW広島大会におけるスピーチ邦訳
岩井 哲様
去る8月広島で開催された核戦争防止国際医師会議(IPPNW)主催の世界大会
で行ったスピーチの邦訳をお届けいたします。同スピーチは”wake up speech"
として反響を呼んだものです。去る9月20日の米議会院内集会
に寄せた私のヴィデオ・メッセージにその趣旨を盛り込みました。you tube で拡散されております。
原発は超巨大原爆であること、核兵器同様不道徳であること、福島事故処理は今なお世界の究極の破局
に発展しうる安全保障問題であること、先送りは許されず、国の責任で最大限の対応が求められること
などを指摘しております。
総選挙は脱原発を最大の争点にしていくと思われます。
オバマ大統領の再選で同大統領が国連倫理サミットの開催にイニシャティヴをとることへの期待を強めております。
村田光平
IPPNW広島大会 2012年8月25日
核エネルギー利用の全面的使用禁止を訴える~福島の教訓~
東海学園大学名誉教授、元駐スイス大使
村田光平
ご来賓の皆さま、ご参会の皆さま、このような場で発表ができることを大変光栄に思います。先ほどパストーレ先生からご紹介を頂きましたが、私の本日の演題は、「核エネルギー利用の全面的使用禁止を訴える~福島の教訓~」でございます。
人間の安全保障を最もおびやかす問題は、疑いの余地なく民事および軍事の核エネルギー使用が現実に脅威を増していることです。
アルバート・アインシュタインが1946年の原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)において、「原子の力が解き放たれたことにより、私たちの考え方を除くすべてが変わってしまった。それゆえ私たちは未曽有の破滅に向かって動き出している」と記しています。1956年の懸賞論文の中で、私は世界が壊滅の瀬戸際にあると述べました。その当時は核戦争が人類を脅かしていました。
今日、福島原発事故は同様に全世界への脅威となっています。4号機に含まれるセシウム137の総量はチェルノブイリ原発事故の10倍であり、究極の破局をもたらす可能性があります。
日本人にとってはつらいことではありますが、核エネルギーは人間社会に受け入れがたい惨禍を引き起こすものであることを思い知らされております。4号機崩壊という最悪の事態は避けられたものの、日本人は核エネルギーの持つ残虐性をすべて経験してきております。民事、軍事を問わない核廃絶の実現に貢献することが日本の歴史的な役割となりました。
しかし、まるで福島の事故がなかったかのように、日本でも海外でも原子力発電は推進され続けています。福島を見捨てることは決して許されません。不幸にも犠牲になられた方、そして耐えがたい苦痛を受けている17万人を超える避難住民の立場から、私は真の核廃絶を訴えます。そのために、ここで原子力の恐るべき危険性をありのままに明らかにします。
どのような形であれ、放射能汚染をもたらす行為は測り知れない恒久的な被害を人類及び地球にもたらすことを全世界が学びとりました。
1.スリーマイル島、チェルノブイリ、フクシマを経験し、今はっきりと言えるのは、結局のところ、原子力事故は原子爆弾と同じく恐ろしいものであり、想像を超える人的・物的被害をもたらすということです。原発は潜在的な「巨大な核爆弾」なのです。単独で福島原発4号機に匹敵するような核爆弾はありません。
2.福島の事故で明確になったのは、最悪の場合、あの事故が日本だけでなく全世界にとって究極の破局になり得たということです。4号機の状態を見ますと、その可能性は今日でも除外できません。震度7の地震が発生すれば、4号機は崩壊してしまいます。この現実に存在する危険を緊急に世界中に知らせなければなりません。
3.正常な判断によれば、これほど地震、津波に襲われる日本において54基もの原子炉の建設が許可されることはなかったでしょう。これを可能にしたのはすでに露呈した倫理と責任感の欠如です。お金の力によって、破滅の種が蒔かれてきました。原子力発電所の運営そのものに腐敗が結びついていることがはっきりしました。これは日本に限ったことではありません。
4.放射性廃棄物処理の解決策が見いだされていないところに、倫理と責任の欠如が象徴されています。それは未来の世代に対する人権蹂躙にあたります。これに関連して、現在の世代は未来の世代に美しい地球を残す責任があると唱っている1997年のユネスコ宣言を思い出さなくてはなりません。
日本に根強く残る「原子力村」、即ち「原子力独裁」は、原子炉の輸出及び再稼働を狙って巻き返しに転じています。本日の新聞によると、前原子力委員会委員長代理を、新しい原子力規制委員会の委員長とする人事案を、政府が国会に提出することを決定したとのことです。国民の批判がますます強まることは確実です。これは非常に不道徳なことです。放射能汚染によって世界に被害を与え、それを止めることができていない国としての罪の意識の欠徐を反映するものです。その被害は悲しいかないつまでも続くのです。
5.フクシマを教訓として世界が核廃絶に向かい始めなければ、新たに事故が起こるのは確実だと日本は警告を発しなくてはなりません。8年前、私は電力会社が日本の運命を左右するとの警告を発しました。2年前のバーゼルでのIPPNW世界大会では、私はまず哲学としての天の摂理について触れ、「この視点からすれば核惨事の発生の可能性を憂慮せざるを得ない。人類の叡智を結集し、そのような究極の破局を未然に防がなければならない」と述べました。これらの警告にも拘わらず、私が恐れていた事態を防げなかったことは残念でなりません。
6.一つの原発事故が世界的影響をもたらすことを考えると、原発を持っていない国々が核廃絶を訴えるメッセージを発出することが望まれます。そしてドイツ、スイス、イタリアのように脱原発を選んだ国々も同じように民事・軍事を問わない真の核廃絶の実現を促すメッセージを発出することが切望されます。
7.本来日本は調和と連帯を特徴とする母性文化の国であります。明治維新以降、日本には、軍国主義という形で、競争と対立を特徴とする父性文化が導入されました。歴史が証明しているように、父性文化は究極的には破局をもたらします。福島の原発事故は戦後に経済至上主義という別の形で導入された父性文化の結果であります。母性文化が唯一の救済策です。したがって、福島の教訓は、経済重視から生命重視への転換であるということが強調されねばなりません。具体的には、現在の力の父性文明を、和の母性文明へ移行させなければなりません。福島の事故によって、このパラダイムの転換が生まれました。
8.今や果てしない災害をもたらす原発事故は人間社会には許容できないことが確認されました。福島の事故は人類が忘れていた大原則を想起させました。それはこのような惨禍を生む能性を完全にゼロにしなければならないということです。したがって、私たちはどのような科学技術であっても、このような破局をもたらすものを使用すべきではありません。この原則こそ、「核兵器のない、原発のない世界」の実現を求めるものです。前述の母性文明への移行はこのビジョンを達成する前提条件となります。
9.今日、人類が直面する危機は文明の危機であります。金融危機でも経済危機でもありません。その真因は倫理の欠如です。未来の世代に属する天然資源を乱用し枯渇させること、そして恒久的に有毒な廃棄物及び膨大な債務を後世に残すことは倫理の根本に反します。地球倫理の確立は、母性文明の創設の前提条件なります。この新しい文明は、倫理と連帯に立脚し、環境と未来の世代の利益を尊重する文明と定義できます。その達成のためには3つの転換が必要です。自己中心から連帯へ、貪欲から少欲知足へ、そして物質主義から精神主義への転換です。このような文明であれば、必要なエネルギーは自然・再生可能エネルギーで十分得られることは疑いがありません。ただし、過渡期においては化石燃料による補充が必要です。人類そして地球の長期的安全のために、原子力エネルギーを使用しない生活様式を取り入れて短期的犠牲を払う覚悟が必要です。
10.このような背景から、現在、国連倫理サミット開催の提案に対して世界的に関心が高まっています。地球倫理の確立、母性文明の創設、そして真の核廃絶は三位一体の関係にあります。
オバマ大統領のビジョンである「核兵器のない世界」は「核兵器と原子炉のない世界」へと、更に高めていく必要があります。この最初の具体的なステップとなるのが、国連倫理サミットです。
ビジョンに向けた具体的なステップへの期待に応えるため、オバマ大統領がイニシアチブをとって、この倫理サミットを次回9月に行われる国連総会の場で実現して頂きたいと強く望みます。私はパン・ギムン国連事務総長から1月に書簡を受け取りましたが、そこには加盟国がこの提案を総会に提出するのであれば喜んでそれを支持すると書いてありました。目的は、地球倫理が重要であるという認識を促進する地球倫理国際日を設けることです。内容についての議論は慎重に避けなければなりませんが。私が常任理事を務めております地球システム・倫理学会では3月11日を地球倫理国際日とすることを提案しています。
(結語)
福島第一原子力発電所の危機的な状況は、できる限り広範囲の地球規模で人類の叡智を結集することを必要としております。まず中立的な評価チームおよび国際的な技術協力チームを緊急に設置する必要であることは明白です。
また、4号機の崩壊に向かいつつある冷却プールに残っている燃料棒を、できるだけ早く別の場所に移す必要があります。これは最大限の対応を必要とする世界の安全保障の問題でありますが、残念ながらそのような対応が現在行われておりません。
福島の事故は日本と世界を変えつつあります。今や日本では多くの市民が、安全が十分にに保証されないままでの原発再稼働に抗議するデモに参加し、力強く反対を唱えています。原発の本当の危険性に気づく日本人が益々増えつつあります。野田首相が数日前市民グループの代表との面談を余儀なくされたのはご存じの通りです。
私は日本ではもはや再稼働はないと確信しています。大飯の二基の原発の運転が再開されましたが、いずれは世論によって停止に追い込まれると思います。
かくして日本は確実に脱原発依存の政策に向かっています。閣僚の中には原発ゼロを目指す、ゼロ・オプションを公に口にしているものもいます。脱原発依存の新しい法律を策定し、現在の原子力基本法を廃止することを目的とした市民評議会が組織され、私はその評議会のメンバーとなっています。
「哲学としての天の摂理」は、人類と地球を守る「天地の摂理」と私は訳しております。この摂理は、民事、軍事を問わない真の核廃絶の実現をいつかは可能にすると思います。
原発事故ですべてを失った方々の怒りが日本における反核運動を盛り上げ、海外にも広まっていくでしょう。日本は真の核廃絶の実現に貢献する責務を有するに至りました。日本がこの責務を果たすことができれば、広島、長崎、そして福島の犠牲者の方々の苦しみは無駄ではなかったということになるでしょう。
有難うございました。
去る8月広島で開催された核戦争防止国際医師会議(IPPNW)主催の世界大会
で行ったスピーチの邦訳をお届けいたします。同スピーチは”wake up speech"
として反響を呼んだものです。去る9月20日の米議会院内集会
に寄せた私のヴィデオ・メッセージにその趣旨を盛り込みました。you tube で拡散されております。
原発は超巨大原爆であること、核兵器同様不道徳であること、福島事故処理は今なお世界の究極の破局
に発展しうる安全保障問題であること、先送りは許されず、国の責任で最大限の対応が求められること
などを指摘しております。
総選挙は脱原発を最大の争点にしていくと思われます。
オバマ大統領の再選で同大統領が国連倫理サミットの開催にイニシャティヴをとることへの期待を強めております。
村田光平
IPPNW広島大会 2012年8月25日
核エネルギー利用の全面的使用禁止を訴える~福島の教訓~
東海学園大学名誉教授、元駐スイス大使
村田光平
ご来賓の皆さま、ご参会の皆さま、このような場で発表ができることを大変光栄に思います。先ほどパストーレ先生からご紹介を頂きましたが、私の本日の演題は、「核エネルギー利用の全面的使用禁止を訴える~福島の教訓~」でございます。
人間の安全保障を最もおびやかす問題は、疑いの余地なく民事および軍事の核エネルギー使用が現実に脅威を増していることです。
アルバート・アインシュタインが1946年の原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)において、「原子の力が解き放たれたことにより、私たちの考え方を除くすべてが変わってしまった。それゆえ私たちは未曽有の破滅に向かって動き出している」と記しています。1956年の懸賞論文の中で、私は世界が壊滅の瀬戸際にあると述べました。その当時は核戦争が人類を脅かしていました。
今日、福島原発事故は同様に全世界への脅威となっています。4号機に含まれるセシウム137の総量はチェルノブイリ原発事故の10倍であり、究極の破局をもたらす可能性があります。
日本人にとってはつらいことではありますが、核エネルギーは人間社会に受け入れがたい惨禍を引き起こすものであることを思い知らされております。4号機崩壊という最悪の事態は避けられたものの、日本人は核エネルギーの持つ残虐性をすべて経験してきております。民事、軍事を問わない核廃絶の実現に貢献することが日本の歴史的な役割となりました。
しかし、まるで福島の事故がなかったかのように、日本でも海外でも原子力発電は推進され続けています。福島を見捨てることは決して許されません。不幸にも犠牲になられた方、そして耐えがたい苦痛を受けている17万人を超える避難住民の立場から、私は真の核廃絶を訴えます。そのために、ここで原子力の恐るべき危険性をありのままに明らかにします。
どのような形であれ、放射能汚染をもたらす行為は測り知れない恒久的な被害を人類及び地球にもたらすことを全世界が学びとりました。
1.スリーマイル島、チェルノブイリ、フクシマを経験し、今はっきりと言えるのは、結局のところ、原子力事故は原子爆弾と同じく恐ろしいものであり、想像を超える人的・物的被害をもたらすということです。原発は潜在的な「巨大な核爆弾」なのです。単独で福島原発4号機に匹敵するような核爆弾はありません。
2.福島の事故で明確になったのは、最悪の場合、あの事故が日本だけでなく全世界にとって究極の破局になり得たということです。4号機の状態を見ますと、その可能性は今日でも除外できません。震度7の地震が発生すれば、4号機は崩壊してしまいます。この現実に存在する危険を緊急に世界中に知らせなければなりません。
3.正常な判断によれば、これほど地震、津波に襲われる日本において54基もの原子炉の建設が許可されることはなかったでしょう。これを可能にしたのはすでに露呈した倫理と責任感の欠如です。お金の力によって、破滅の種が蒔かれてきました。原子力発電所の運営そのものに腐敗が結びついていることがはっきりしました。これは日本に限ったことではありません。
4.放射性廃棄物処理の解決策が見いだされていないところに、倫理と責任の欠如が象徴されています。それは未来の世代に対する人権蹂躙にあたります。これに関連して、現在の世代は未来の世代に美しい地球を残す責任があると唱っている1997年のユネスコ宣言を思い出さなくてはなりません。
日本に根強く残る「原子力村」、即ち「原子力独裁」は、原子炉の輸出及び再稼働を狙って巻き返しに転じています。本日の新聞によると、前原子力委員会委員長代理を、新しい原子力規制委員会の委員長とする人事案を、政府が国会に提出することを決定したとのことです。国民の批判がますます強まることは確実です。これは非常に不道徳なことです。放射能汚染によって世界に被害を与え、それを止めることができていない国としての罪の意識の欠徐を反映するものです。その被害は悲しいかないつまでも続くのです。
5.フクシマを教訓として世界が核廃絶に向かい始めなければ、新たに事故が起こるのは確実だと日本は警告を発しなくてはなりません。8年前、私は電力会社が日本の運命を左右するとの警告を発しました。2年前のバーゼルでのIPPNW世界大会では、私はまず哲学としての天の摂理について触れ、「この視点からすれば核惨事の発生の可能性を憂慮せざるを得ない。人類の叡智を結集し、そのような究極の破局を未然に防がなければならない」と述べました。これらの警告にも拘わらず、私が恐れていた事態を防げなかったことは残念でなりません。
6.一つの原発事故が世界的影響をもたらすことを考えると、原発を持っていない国々が核廃絶を訴えるメッセージを発出することが望まれます。そしてドイツ、スイス、イタリアのように脱原発を選んだ国々も同じように民事・軍事を問わない真の核廃絶の実現を促すメッセージを発出することが切望されます。
7.本来日本は調和と連帯を特徴とする母性文化の国であります。明治維新以降、日本には、軍国主義という形で、競争と対立を特徴とする父性文化が導入されました。歴史が証明しているように、父性文化は究極的には破局をもたらします。福島の原発事故は戦後に経済至上主義という別の形で導入された父性文化の結果であります。母性文化が唯一の救済策です。したがって、福島の教訓は、経済重視から生命重視への転換であるということが強調されねばなりません。具体的には、現在の力の父性文明を、和の母性文明へ移行させなければなりません。福島の事故によって、このパラダイムの転換が生まれました。
8.今や果てしない災害をもたらす原発事故は人間社会には許容できないことが確認されました。福島の事故は人類が忘れていた大原則を想起させました。それはこのような惨禍を生む能性を完全にゼロにしなければならないということです。したがって、私たちはどのような科学技術であっても、このような破局をもたらすものを使用すべきではありません。この原則こそ、「核兵器のない、原発のない世界」の実現を求めるものです。前述の母性文明への移行はこのビジョンを達成する前提条件となります。
9.今日、人類が直面する危機は文明の危機であります。金融危機でも経済危機でもありません。その真因は倫理の欠如です。未来の世代に属する天然資源を乱用し枯渇させること、そして恒久的に有毒な廃棄物及び膨大な債務を後世に残すことは倫理の根本に反します。地球倫理の確立は、母性文明の創設の前提条件なります。この新しい文明は、倫理と連帯に立脚し、環境と未来の世代の利益を尊重する文明と定義できます。その達成のためには3つの転換が必要です。自己中心から連帯へ、貪欲から少欲知足へ、そして物質主義から精神主義への転換です。このような文明であれば、必要なエネルギーは自然・再生可能エネルギーで十分得られることは疑いがありません。ただし、過渡期においては化石燃料による補充が必要です。人類そして地球の長期的安全のために、原子力エネルギーを使用しない生活様式を取り入れて短期的犠牲を払う覚悟が必要です。
10.このような背景から、現在、国連倫理サミット開催の提案に対して世界的に関心が高まっています。地球倫理の確立、母性文明の創設、そして真の核廃絶は三位一体の関係にあります。
オバマ大統領のビジョンである「核兵器のない世界」は「核兵器と原子炉のない世界」へと、更に高めていく必要があります。この最初の具体的なステップとなるのが、国連倫理サミットです。
ビジョンに向けた具体的なステップへの期待に応えるため、オバマ大統領がイニシアチブをとって、この倫理サミットを次回9月に行われる国連総会の場で実現して頂きたいと強く望みます。私はパン・ギムン国連事務総長から1月に書簡を受け取りましたが、そこには加盟国がこの提案を総会に提出するのであれば喜んでそれを支持すると書いてありました。目的は、地球倫理が重要であるという認識を促進する地球倫理国際日を設けることです。内容についての議論は慎重に避けなければなりませんが。私が常任理事を務めております地球システム・倫理学会では3月11日を地球倫理国際日とすることを提案しています。
(結語)
福島第一原子力発電所の危機的な状況は、できる限り広範囲の地球規模で人類の叡智を結集することを必要としております。まず中立的な評価チームおよび国際的な技術協力チームを緊急に設置する必要であることは明白です。
また、4号機の崩壊に向かいつつある冷却プールに残っている燃料棒を、できるだけ早く別の場所に移す必要があります。これは最大限の対応を必要とする世界の安全保障の問題でありますが、残念ながらそのような対応が現在行われておりません。
福島の事故は日本と世界を変えつつあります。今や日本では多くの市民が、安全が十分にに保証されないままでの原発再稼働に抗議するデモに参加し、力強く反対を唱えています。原発の本当の危険性に気づく日本人が益々増えつつあります。野田首相が数日前市民グループの代表との面談を余儀なくされたのはご存じの通りです。
私は日本ではもはや再稼働はないと確信しています。大飯の二基の原発の運転が再開されましたが、いずれは世論によって停止に追い込まれると思います。
かくして日本は確実に脱原発依存の政策に向かっています。閣僚の中には原発ゼロを目指す、ゼロ・オプションを公に口にしているものもいます。脱原発依存の新しい法律を策定し、現在の原子力基本法を廃止することを目的とした市民評議会が組織され、私はその評議会のメンバーとなっています。
「哲学としての天の摂理」は、人類と地球を守る「天地の摂理」と私は訳しております。この摂理は、民事、軍事を問わない真の核廃絶の実現をいつかは可能にすると思います。
原発事故ですべてを失った方々の怒りが日本における反核運動を盛り上げ、海外にも広まっていくでしょう。日本は真の核廃絶の実現に貢献する責務を有するに至りました。日本がこの責務を果たすことができれば、広島、長崎、そして福島の犠牲者の方々の苦しみは無駄ではなかったということになるでしょう。
有難うございました。
2012年11月22日
来たる総選挙をめぐる田中良紹氏の卓見ー第3極から第2極へ!
「第三極」か「第二極」か
2012年11月22日 The JOURNAL
次期総選挙を巡って複雑で錯綜した解説がまかり通っている。連日メディアが報道しているのは、いわゆる「第三極」と呼ばれる小政党の政策の違いや、安倍自民党と野田民主党との対立軸を強調する事である。
しかし政策を優先して投票先を選ぼうとすれば次期総選挙は判断不能に陥る。消費増税、原発、TPP,金融政策、地域主権など、各政党の主張は入り乱れ、全く収拾がつかなくなる。にもかかわらずメディアは各党の政策を並べて解説しているが、これは無意味と言うより有害と言った方が良い。
こうした事が起きるのは「選挙は政策で選ぶ」という考えが根底にあるからである。しかしそれは世界でも日本だけではないかと私は思っている。政権交代がかかった3年前の総選挙の時も「『マニフェスト選挙』を叫ぶインチキ」というコラムを書いて、マニフェストを絶対の判断基準であるかのように言う学者、評論家、メディアの無知を批判した。
私は「マニフェスト選挙」に反対ではないが、日本で行われているのは「マニフェストもどき」のインチキである。やるなら本物のマニフェスト選挙をやれば良い。「もどき」を選挙の絶対的基準にするのは馬鹿な話だと思う。
マニフェスト選挙の本場はイギリスである。イギリスでは「候補者は豚でもよい」と言われるほど候補者を選ぶ選挙ではない。選ばれるのは政党のマニフェストである。従って候補者はポスターも個人事務所も街宣車も必要ない。だから選挙に金はかからない。候補者の選挙活動はマニフェストを配って歩くことである。
そのマニフェストの中身も政策の羅列ではない。国家の現状をどう捉えるか、どこに問題があり何を変えるか、そしてどのような社会を目指すか、それを国民に宣言するのがマニフェストである。個々の政策はそれに付随して出てくる。大事なのは政策よりも向かうべき社会の在り方である。国民はそれを見て支持する政党を決める。
日本では候補者が個人事務所を構え、個人のポスターを張り、街宣車で個人名を連呼する。個人を選んでもらうのが日本の選挙である。だから地縁、血縁が大切になる。そのどこがマニフェスト選挙なのか。そして日本のマニフェストは政策の羅列である。それに数値目標を入れ、工程表を作ったりするから、達成されないと「マニフェスト違反」と批判される。
アメリカに「マニフェスト選挙」はない。候補者個人の能力を競い合う選挙である。能力の中でも集金能力が最も重視され、献金を多く集めた候補者が当選する。国民は政策よりも候補者の経歴や実績を見て投票する。口先の政策より政策を実現できる力を見極めるのである。
4年前の大統領選挙でオバマは「チェンジ」を訴え、国民にアメリカ経済の立て直しを約束した。しかし経済再建の道は厳しく、約束が果たされたとは言えない状況で再び選挙に臨むことになった。日本式の「マニフェスト感覚」で言えば、オバマは約束を果たせなかった「うそつき」である。
野党共和党はもちろんそう言ってオバマを攻撃した。しかし国民は約束を果たせなかったオバマを再び選んだ。それはオバマの目指す方向がロムニーよりも支持されたからである。オバマの個々の政策や公約の達成具合を国民は重視した訳ではない。これが世界に共通する選挙の選択肢ではないかと私は思う。
そこで我が国の次期総選挙をどう考えるかである。第一に忘れてならないのは、何度も言うが国民の権利をないがしろにした違憲総選挙であるという事だ。1票の格差が解消されないまま選挙は強行される。「解消させなかったのは与党民主党の責任だ」と自公は言うが、民自公は国民が頼んでもいない「3党合意」をやり、その見返りに「年内解散」を自公は迫った。従って憲法をないがしろにしたのは民自公の3党すべてである。「だからこんな選挙に行けるか」ではなく、「だからそのことを頭に入れて」投票所に行かなければならない。
次になぜ総選挙になったかである。それは消費増税法案を国会で成立させたからである。それ以外に理由はない。民主党は3年前の総選挙で「4年間は消費税を上げない」と国民に約束し、「上げる時には国民に信を問う」と言った。しかし4年も経たないうちに増税を決めた。そして増税は選挙の後なので国民との約束に反しないと説明した。自公は消費増税に協力する一方で「マニフェスト違反だから選挙で信を問え」と民主党に迫り、3党合意の見返りに総選挙が行われる事になった。
だから二重三重の意味で総選挙は消費増税の信を問うために行われる。ところが民自公3党は選挙で不利になるから消費増税を選挙の争点にしたくない。そのため3党は今一生懸命に争点隠しをやろうとしている。それが野田総理と安倍総裁に現れている。金融政策、TPP,世襲問題などで両党は激しく相手を批判するが、その意図は消費増税から国民の目をそらさせるための「争点隠し」以外の何物でもない。
実は民自公3党はどんなに激しく相手を批判しても選挙後は手を組まざるを得ない運命にある。「ねじれ」で政権運営が全くできなくなるからだ。国民が「政策」の対立なんぞに目を奪われていると「争点隠し」に騙される事になる。「政策」よりも大事なのは数の論理である。「政策」はごまかせるが数はごまかせない。
仮に次期総選挙で安倍自民党が大勝しても、参議院で民主党の協力を得ない限り安倍氏が政権公約を実現する事は絶対に出来ない。そのため民自公は運命共同体なのである。民自公が怖いのは「第三極」の勢力が伸びる事で、そのためにも民主と自民は対立を強く見せつける必要がある。
小泉総理がやったように激しい分裂選挙はその他の政党を目立たせなくする効果を持つ。さらにTPPや金融政策など消費増税以外の争点が増えるほど国民に選挙の原点を忘れさせる。従って本来の原点を浮かび上がらせるには「第三極」が「第二極」にならなければならない。民主vs自公vs「第三極」ではなく、民自公vs「第二極」になる必要があるのである。
結集できる大義さえ立てられれば「第二極」はできる。3党合意が霞ヶ関官僚の主導によると思うなら「霞ヶ関体制打倒」でも「既成政治の打破」でも良い。政策の違いはどうにでもなる。そもそも政策が同じなら同じ政党になる訳で、現状の政治を変えるには政策の違う政党が結集する必要があるのである。
ところが問題は「第三極」の中で「政策の違いごっこ」をやっている事である。ピンボケメディアと同じように「選挙は政策を選ぶもの」などと思っているのなら世界の政治に太刀打ちできない未熟児レベルで、徳川幕藩体制を壊した薩長土肥連合にも遠く及ばない。所詮は民自公の補完勢力に成り下がるだけの話である。「第三極」が「第二極」になれるか、それが次期総選挙の最大の焦点である。 (田中良紹)
2012年11月22日 The JOURNAL
次期総選挙を巡って複雑で錯綜した解説がまかり通っている。連日メディアが報道しているのは、いわゆる「第三極」と呼ばれる小政党の政策の違いや、安倍自民党と野田民主党との対立軸を強調する事である。
しかし政策を優先して投票先を選ぼうとすれば次期総選挙は判断不能に陥る。消費増税、原発、TPP,金融政策、地域主権など、各政党の主張は入り乱れ、全く収拾がつかなくなる。にもかかわらずメディアは各党の政策を並べて解説しているが、これは無意味と言うより有害と言った方が良い。
こうした事が起きるのは「選挙は政策で選ぶ」という考えが根底にあるからである。しかしそれは世界でも日本だけではないかと私は思っている。政権交代がかかった3年前の総選挙の時も「『マニフェスト選挙』を叫ぶインチキ」というコラムを書いて、マニフェストを絶対の判断基準であるかのように言う学者、評論家、メディアの無知を批判した。
私は「マニフェスト選挙」に反対ではないが、日本で行われているのは「マニフェストもどき」のインチキである。やるなら本物のマニフェスト選挙をやれば良い。「もどき」を選挙の絶対的基準にするのは馬鹿な話だと思う。
マニフェスト選挙の本場はイギリスである。イギリスでは「候補者は豚でもよい」と言われるほど候補者を選ぶ選挙ではない。選ばれるのは政党のマニフェストである。従って候補者はポスターも個人事務所も街宣車も必要ない。だから選挙に金はかからない。候補者の選挙活動はマニフェストを配って歩くことである。
そのマニフェストの中身も政策の羅列ではない。国家の現状をどう捉えるか、どこに問題があり何を変えるか、そしてどのような社会を目指すか、それを国民に宣言するのがマニフェストである。個々の政策はそれに付随して出てくる。大事なのは政策よりも向かうべき社会の在り方である。国民はそれを見て支持する政党を決める。
日本では候補者が個人事務所を構え、個人のポスターを張り、街宣車で個人名を連呼する。個人を選んでもらうのが日本の選挙である。だから地縁、血縁が大切になる。そのどこがマニフェスト選挙なのか。そして日本のマニフェストは政策の羅列である。それに数値目標を入れ、工程表を作ったりするから、達成されないと「マニフェスト違反」と批判される。
アメリカに「マニフェスト選挙」はない。候補者個人の能力を競い合う選挙である。能力の中でも集金能力が最も重視され、献金を多く集めた候補者が当選する。国民は政策よりも候補者の経歴や実績を見て投票する。口先の政策より政策を実現できる力を見極めるのである。
4年前の大統領選挙でオバマは「チェンジ」を訴え、国民にアメリカ経済の立て直しを約束した。しかし経済再建の道は厳しく、約束が果たされたとは言えない状況で再び選挙に臨むことになった。日本式の「マニフェスト感覚」で言えば、オバマは約束を果たせなかった「うそつき」である。
野党共和党はもちろんそう言ってオバマを攻撃した。しかし国民は約束を果たせなかったオバマを再び選んだ。それはオバマの目指す方向がロムニーよりも支持されたからである。オバマの個々の政策や公約の達成具合を国民は重視した訳ではない。これが世界に共通する選挙の選択肢ではないかと私は思う。
そこで我が国の次期総選挙をどう考えるかである。第一に忘れてならないのは、何度も言うが国民の権利をないがしろにした違憲総選挙であるという事だ。1票の格差が解消されないまま選挙は強行される。「解消させなかったのは与党民主党の責任だ」と自公は言うが、民自公は国民が頼んでもいない「3党合意」をやり、その見返りに「年内解散」を自公は迫った。従って憲法をないがしろにしたのは民自公の3党すべてである。「だからこんな選挙に行けるか」ではなく、「だからそのことを頭に入れて」投票所に行かなければならない。
次になぜ総選挙になったかである。それは消費増税法案を国会で成立させたからである。それ以外に理由はない。民主党は3年前の総選挙で「4年間は消費税を上げない」と国民に約束し、「上げる時には国民に信を問う」と言った。しかし4年も経たないうちに増税を決めた。そして増税は選挙の後なので国民との約束に反しないと説明した。自公は消費増税に協力する一方で「マニフェスト違反だから選挙で信を問え」と民主党に迫り、3党合意の見返りに総選挙が行われる事になった。
だから二重三重の意味で総選挙は消費増税の信を問うために行われる。ところが民自公3党は選挙で不利になるから消費増税を選挙の争点にしたくない。そのため3党は今一生懸命に争点隠しをやろうとしている。それが野田総理と安倍総裁に現れている。金融政策、TPP,世襲問題などで両党は激しく相手を批判するが、その意図は消費増税から国民の目をそらさせるための「争点隠し」以外の何物でもない。
実は民自公3党はどんなに激しく相手を批判しても選挙後は手を組まざるを得ない運命にある。「ねじれ」で政権運営が全くできなくなるからだ。国民が「政策」の対立なんぞに目を奪われていると「争点隠し」に騙される事になる。「政策」よりも大事なのは数の論理である。「政策」はごまかせるが数はごまかせない。
仮に次期総選挙で安倍自民党が大勝しても、参議院で民主党の協力を得ない限り安倍氏が政権公約を実現する事は絶対に出来ない。そのため民自公は運命共同体なのである。民自公が怖いのは「第三極」の勢力が伸びる事で、そのためにも民主と自民は対立を強く見せつける必要がある。
小泉総理がやったように激しい分裂選挙はその他の政党を目立たせなくする効果を持つ。さらにTPPや金融政策など消費増税以外の争点が増えるほど国民に選挙の原点を忘れさせる。従って本来の原点を浮かび上がらせるには「第三極」が「第二極」にならなければならない。民主vs自公vs「第三極」ではなく、民自公vs「第二極」になる必要があるのである。
結集できる大義さえ立てられれば「第二極」はできる。3党合意が霞ヶ関官僚の主導によると思うなら「霞ヶ関体制打倒」でも「既成政治の打破」でも良い。政策の違いはどうにでもなる。そもそも政策が同じなら同じ政党になる訳で、現状の政治を変えるには政策の違う政党が結集する必要があるのである。
ところが問題は「第三極」の中で「政策の違いごっこ」をやっている事である。ピンボケメディアと同じように「選挙は政策を選ぶもの」などと思っているのなら世界の政治に太刀打ちできない未熟児レベルで、徳川幕藩体制を壊した薩長土肥連合にも遠く及ばない。所詮は民自公の補完勢力に成り下がるだけの話である。「第三極」が「第二極」になれるか、それが次期総選挙の最大の焦点である。 (田中良紹)
2012年11月21日
11/23(金) 対鹿児島県庁~九電前、定例抗議行動!
11/23(金)午後6時! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。この間18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、18:45位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を、時間的余裕があれば、県庁前に戻ってから更に発言・歌のご披露などをお願いしたいと思います。
・前回第19回は、引き続き、19 回連続の晴天(強風ながら)に恵まれました。人数も(集会・25名ーデモ・20名)とキープしましたが、前回からの特徴は、それまでほとんど見かけなかった公安の姿が、デモの途中、散見されました。出発前の集会で、再度来て下さった鹿児島市長候=の<脱原発候補>=祝迫みつはるさんの力強い決意表明などが行われ、また、来年3/10に向けた岩井代表の呼びかけ、何人かの方々の発言のあと、飛び入りで、集会半ばから新しい仲間が、ギター片手に飛び入り!!RCサクセションの反原発SONGの替え歌で九電前までのコースを、おおいに盛り上げてくださいました。
・九電前でも、祝迫さんが、九電に対し、「即時廃炉!」を力強く呼びかけ、次いで回ったJA経済連前では、県議の松崎まことさんが、農業を守ろう!脱原発!のテーマでの熱烈な連帯のアピールを行いました。
・今回も色とりどりのキャンドルライト25個が飾られ、ライト担当者の不在の中、ライトアップはない中でも、街灯の仄暗い明かりの下、キャンドルライトが楽しく振られ、明るく楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さま、たいへん有り難うございました。このような盛り上がりに勇気づけられ、また首都圏の盛り上がりに負けないよう、更に、南大隅町への支援体制を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時45分位から県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門横歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・最近、新たに、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のキリン旗が登場しました。また、暗さも増しております中、前々回から、キャンドルライトを10個増やし30個用意しておりますので、華やかさが演出できております。更に今後、明かりの面、並びにタンバリン・小太鼓など、音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・寒さが増し、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・キャンドル&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。この間18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、18:45位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を、時間的余裕があれば、県庁前に戻ってから更に発言・歌のご披露などをお願いしたいと思います。
・前回第19回は、引き続き、19 回連続の晴天(強風ながら)に恵まれました。人数も(集会・25名ーデモ・20名)とキープしましたが、前回からの特徴は、それまでほとんど見かけなかった公安の姿が、デモの途中、散見されました。出発前の集会で、再度来て下さった鹿児島市長候=の<脱原発候補>=祝迫みつはるさんの力強い決意表明などが行われ、また、来年3/10に向けた岩井代表の呼びかけ、何人かの方々の発言のあと、飛び入りで、集会半ばから新しい仲間が、ギター片手に飛び入り!!RCサクセションの反原発SONGの替え歌で九電前までのコースを、おおいに盛り上げてくださいました。
・九電前でも、祝迫さんが、九電に対し、「即時廃炉!」を力強く呼びかけ、次いで回ったJA経済連前では、県議の松崎まことさんが、農業を守ろう!脱原発!のテーマでの熱烈な連帯のアピールを行いました。
・今回も色とりどりのキャンドルライト25個が飾られ、ライト担当者の不在の中、ライトアップはない中でも、街灯の仄暗い明かりの下、キャンドルライトが楽しく振られ、明るく楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さま、たいへん有り難うございました。このような盛り上がりに勇気づけられ、また首都圏の盛り上がりに負けないよう、更に、南大隅町への支援体制を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時45分位から県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門横歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・最近、新たに、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のキリン旗が登場しました。また、暗さも増しております中、前々回から、キャンドルライトを10個増やし30個用意しておりますので、華やかさが演出できております。更に今後、明かりの面、並びにタンバリン・小太鼓など、音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・寒さが増し、お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、防寒具・雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・キャンドル&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>
2012年11月21日
☆11/16(金) 県庁前集会・デモ報告☆
★有川美子の現場リアル・レポート
いよいよ気候も寒くなり、なんと11/16の県庁前では、突風(ビル風)が吹き荒れていました。
LEDのランプも、床に置いた途端に吹き飛ばされる勢いです。
きっと余程の『嵐を呼ぶ・・・』でもいるのでは・・・と、思ったところに鹿児島市長候補の
≪祝迫氏≫登場!脱原発を軸とする鹿児島市政への熱い想いを、語ってくださいました。
☆音楽デモ☆
集会半ばから新しい仲間が、ギター片手に飛び入り!!6:45くらいにデモ出発、RCサクセションの反原発SONGの替え歌で九電前までのコースを、おおいに盛り上げてくださいました。
九電前に行き、再び祝迫氏からの九電に対する熱烈なアピール。
さらに、いつものようにJA経済連に周り、そこでは県議の松崎まことさんが、JAに対し、脱原発ー農業を守ろう、というアピールを熱っぽく行いました。
寒い夜でも、雨は降りませんでした(*^_^*)お天気までもが、味方をしてくれています。
有り難いですね。今日は、ライト担当のTさんがご都合でお休みでしたが、街灯に30個のキャンドルが映えて、賑やかな楽しい雰囲気がかもし出されました。
さて、来年の3/10(日)のさよなら原発 かごしま集会&パレードへ向けての準備も始まります。
お互いに風邪をひかないように、労り合いながら、共に力をあわせていきましょう。
報告:有川よしこ
いよいよ気候も寒くなり、なんと11/16の県庁前では、突風(ビル風)が吹き荒れていました。
LEDのランプも、床に置いた途端に吹き飛ばされる勢いです。
きっと余程の『嵐を呼ぶ・・・』でもいるのでは・・・と、思ったところに鹿児島市長候補の
≪祝迫氏≫登場!脱原発を軸とする鹿児島市政への熱い想いを、語ってくださいました。
☆音楽デモ☆
集会半ばから新しい仲間が、ギター片手に飛び入り!!6:45くらいにデモ出発、RCサクセションの反原発SONGの替え歌で九電前までのコースを、おおいに盛り上げてくださいました。
九電前に行き、再び祝迫氏からの九電に対する熱烈なアピール。
さらに、いつものようにJA経済連に周り、そこでは県議の松崎まことさんが、JAに対し、脱原発ー農業を守ろう、というアピールを熱っぽく行いました。
寒い夜でも、雨は降りませんでした(*^_^*)お天気までもが、味方をしてくれています。
有り難いですね。今日は、ライト担当のTさんがご都合でお休みでしたが、街灯に30個のキャンドルが映えて、賑やかな楽しい雰囲気がかもし出されました。
さて、来年の3/10(日)のさよなら原発 かごしま集会&パレードへ向けての準備も始まります。
お互いに風邪をひかないように、労り合いながら、共に力をあわせていきましょう。
報告:有川よしこ
2012年11月20日
岩井哲は、鹿児島市長選で祝迫候補の応援に起ちました!
鹿児島市長選における、岩井哲の行動報告
★私=岩井は、先日の日曜日、<脱原発実行委員会・かごしま>の代表として、祝迫みつはる氏の出発式に、上記団体名の大旗を掲げて参加し、また同時に、(自分は共産党員またはシンパではありませんーと断りを入れた上で)<私は、小沢一郎のシンパです>(皆さん驚きの声・どよめき!)というタスキを掛けて登壇、し 「鹿児島の反原発運動に心を寄せる、心ある有権者は、唯一<脱原発>を正面から掲げる祝迫候補に、必ずや熱い一票を投じることでしょう。 首都圏の数十万の人々のうねりに呼応し、みんなで、県庁前行動を盛り上げ、川内原発再稼働阻止・南大隅町最終処分場反対に邁進しましょう!」と発言し、その後6時間ほど、祝迫候補の宣伝カーに乗り、大旗を掲げ、沿道の市民の皆様方に、上記の趣旨を強く訴えました。
下記は、昨日の朝日新聞の記事から。
<鹿児島市長選告示 3氏論戦 2012年11月19日
出陣式で「ガンバロー」を三唱する支持者たち=鹿児島市
18日に告示された鹿児島市長選は、元共産党県委員長の祝迫光治氏(69)、元衣料品会社長の渡辺信一郎氏(55)、3選をめざす現職の森博幸氏(63)による三つどもえの戦いとなった。17日現在の有権者数は48万9779人。25日投票、即日開票される。
祝迫氏は真砂町の事務所近くで出発集会を開き、擁立する「市民の市政をつくる会」の関係者や支持者らが集まった。
最大の主張は原発の即時廃炉。応援に駆けつけた脱原発実行委員会・かごしまの岩井哲代表は「脱原発のうねりをつくり出そう」。鹿児島医療生協の木藤正樹副理事長は「私たちは命を脅かすすべてのものを排除しなければならない。原発ゼロを」と訴えた。
渡辺氏は天文館のいわさきパーキングで出陣式。推薦するみんなの党の渡辺喜美代表も駆けつけ、市長選を「既成政党と第三極の戦い。次の総選挙を占う前哨戦だ」と位置づけ、「政治を諦めないで。鹿児島から日本を変えよう」と訴えた。後援会長で岩崎産業の岩崎芳太郎社長や、反原発・かごしまネット事務局長の向原祥隆氏、鹿児島市議の野口英一郎氏と大園盛仁氏もマイクを握った。
森氏は甲突川にかかる武之橋脇の緑地で出陣式に臨んだ。伊藤祐一郎知事をはじめ、推薦する民主党の打越明司県連代表、自民党の森山裕県連会長らが「必勝」と書かれたそろいの鉢巻きをして応援演説に立った。
伊藤知事は「これまで県政、市政で協力してきた。鹿児島は元気な都市と全国で評価されている。森さんに圧勝を与えていただきたい」と訴えた。>
★私=岩井は、先日の日曜日、<脱原発実行委員会・かごしま>の代表として、祝迫みつはる氏の出発式に、上記団体名の大旗を掲げて参加し、また同時に、(自分は共産党員またはシンパではありませんーと断りを入れた上で)<私は、小沢一郎のシンパです>(皆さん驚きの声・どよめき!)というタスキを掛けて登壇、し 「鹿児島の反原発運動に心を寄せる、心ある有権者は、唯一<脱原発>を正面から掲げる祝迫候補に、必ずや熱い一票を投じることでしょう。 首都圏の数十万の人々のうねりに呼応し、みんなで、県庁前行動を盛り上げ、川内原発再稼働阻止・南大隅町最終処分場反対に邁進しましょう!」と発言し、その後6時間ほど、祝迫候補の宣伝カーに乗り、大旗を掲げ、沿道の市民の皆様方に、上記の趣旨を強く訴えました。
下記は、昨日の朝日新聞の記事から。
<鹿児島市長選告示 3氏論戦 2012年11月19日
出陣式で「ガンバロー」を三唱する支持者たち=鹿児島市
18日に告示された鹿児島市長選は、元共産党県委員長の祝迫光治氏(69)、元衣料品会社長の渡辺信一郎氏(55)、3選をめざす現職の森博幸氏(63)による三つどもえの戦いとなった。17日現在の有権者数は48万9779人。25日投票、即日開票される。
祝迫氏は真砂町の事務所近くで出発集会を開き、擁立する「市民の市政をつくる会」の関係者や支持者らが集まった。
最大の主張は原発の即時廃炉。応援に駆けつけた脱原発実行委員会・かごしまの岩井哲代表は「脱原発のうねりをつくり出そう」。鹿児島医療生協の木藤正樹副理事長は「私たちは命を脅かすすべてのものを排除しなければならない。原発ゼロを」と訴えた。
渡辺氏は天文館のいわさきパーキングで出陣式。推薦するみんなの党の渡辺喜美代表も駆けつけ、市長選を「既成政党と第三極の戦い。次の総選挙を占う前哨戦だ」と位置づけ、「政治を諦めないで。鹿児島から日本を変えよう」と訴えた。後援会長で岩崎産業の岩崎芳太郎社長や、反原発・かごしまネット事務局長の向原祥隆氏、鹿児島市議の野口英一郎氏と大園盛仁氏もマイクを握った。
森氏は甲突川にかかる武之橋脇の緑地で出陣式に臨んだ。伊藤祐一郎知事をはじめ、推薦する民主党の打越明司県連代表、自民党の森山裕県連会長らが「必勝」と書かれたそろいの鉢巻きをして応援演説に立った。
伊藤知事は「これまで県政、市政で協力してきた。鹿児島は元気な都市と全国で評価されている。森さんに圧勝を与えていただきたい」と訴えた。>
2012年11月14日
11/16(金) 対鹿児島県庁~九電前、定例抗議行動!
11/16(金)午後6時! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。この間18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、18:40位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を、時間的余裕があれば、更に発言・歌のご披露などをお願いしたいと思います。
・前回第18回は、引き続き、18 回連続の晴天に恵まれました。人数も(集会・30名ーデモ・25名)とキープしましたが、前回からのの特徴は、それまでほとんど見かけなかった公安の姿が、デモの途中、散見されました。出発前の集会で、鹿児島市長選の<脱原発候補>=祝迫さんの力強い決意表明などが行われ、また、ハイローズの新バージョンの発表や、デモ終了後、中村てつろうさんのライブ2曲、久方ぶりにやっちゃんの根占音頭の替え歌初披露に加えて、今回も色とりどりのキャンドルライト30個が振られ飾られ、クリスマスのような明るい楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さまたいへん有り難うございました。このような盛り上がりに勇気づけられ、また首都圏の盛り上がりに負けないよう、更に、南大隅町への支援体制を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時45分位から県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門横歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・最近、新たに、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のキリン旗が登場しました。また、暗さも増しております中、前回から、キャンドルライトを10個増やし30個用意しますので、これまで以上に、華やかさが増すのではないでしょうか。更に今後、明かりの面、並びにタンバリン・小太鼓など、音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・キャンドル&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。この間18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、18:40位から県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を、時間的余裕があれば、更に発言・歌のご披露などをお願いしたいと思います。
・前回第18回は、引き続き、18 回連続の晴天に恵まれました。人数も(集会・30名ーデモ・25名)とキープしましたが、前回からのの特徴は、それまでほとんど見かけなかった公安の姿が、デモの途中、散見されました。出発前の集会で、鹿児島市長選の<脱原発候補>=祝迫さんの力強い決意表明などが行われ、また、ハイローズの新バージョンの発表や、デモ終了後、中村てつろうさんのライブ2曲、久方ぶりにやっちゃんの根占音頭の替え歌初披露に加えて、今回も色とりどりのキャンドルライト30個が振られ飾られ、クリスマスのような明るい楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さまたいへん有り難うございました。このような盛り上がりに勇気づけられ、また首都圏の盛り上がりに負けないよう、更に、南大隅町への支援体制を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時45分位から県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門横歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・最近、新たに、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のキリン旗が登場しました。また、暗さも増しております中、前回から、キャンドルライトを10個増やし30個用意しますので、これまで以上に、華やかさが増すのではないでしょうか。更に今後、明かりの面、並びにタンバリン・小太鼓など、音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車やお子様や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・キャンドル&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>
2012年11月10日
11.9(金)県庁前定例抗議行動 ご報告
11.9(金)県庁前定例抗議行動 ご報告
松元成一の現場超リアル・レポート
第18回の報告です。今回も晴れ!鹿児島の反原発運動はとてもお天気に恵まれています。今夜はデモを後半にし前半は集会でした。アピールと音楽、今回も盛りだくさんになりました。人数は、30名ー25名と盛り上がり。
川内市長選に果敢にアタックされた山口さんの選挙と次期市長選への準備に入っているという熱い報告。鹿児島市長選で脱原発市長を目指す祝迫光治さんの決意表明と福島県飯館村訪問報告がありました。
(12月22日投票日です)祝迫さんを応援しましょう。
郵便局のKさんによる脱原発替え歌=長崎は今日も雨だった、原発 止めて幸せになろうというメッセージでした。今後の行動に即採用です。
岩井代表の抗議、九電の再三に亘る川内核拡散予測の誤りの無責任さとやっつけ仕事、無責任さをアピール。
ハイローズ(廃炉ーず)の新ネタ「原子力発電は止めやんせ」の楽しい替え歌のお披露目で元気をつけてデモに出発。
ここのところ定番の県庁前→県庁敷地内→九電前(SmartDemoと交流)→JA鹿児島経済連ビル→県庁前のコースを展開しました。声を出し手に手にLEDロウソクをかざしながらの練り歩きは楽しいし身体が温まってきます。そりゃそうです。心の底から脱原発と命が大事と声を出すのですから単なる運動ではなく真なる表現だから、芯から熱くなるのです。
今夜の特筆!JA鹿児島経済連の方々が約5名程ビルの窓から、県議=まつざき真琴さんの熱い経済連への連帯アピールに耳を傾けてくれました。終わりには手を何度も振ってくれたのですよ。こげな嬉しか、ほんのこっ連帯感じゃっど。大収穫じゃっど。これからの行く末明るいね。
それから、ハイローズの新作も九電前でお披露目。いやー、いいね。楽しい。勿論、今回はまつざきさんが九電へのアピールを担当、敵対するのではなくお互いに良い方向を模索して行きましょうと熱く語ってもらいました。
今回はデモで終わりの予定でした。が。県庁前には中村てつろうさんが スタンバイしているではありませんか。このところ、いつもなんですが、行動時間延長です。てつろうさんに「しわせのはな」「土ある暮らし」の2曲を歌ってもらいました。やっぱりこのデモに合います。ブラボー!CDデビュー になりますよ!皆さん、拡販してね!
そして、今回のとりは谷口やっちゃんさんの久しぶりの登場。根占小唄の替え歌を披露してもらいました。良かですね。勿論、処分場 を南大隅に持ってこないでね、がテーマです。根占小唄も存続させな きゃ。核は人類の最悪のテーゼです。廃棄してこそ文化。本当に盛りだくさんで楽しくサプライズも多い県庁前です。
皆様のご参加、待ってます。歌、踊り、発言、パフォーマンス、何でも大歓迎。あなたのちょい参加が原発止めていい暮らし。
明日11日、全国反原発デモがあります。東京では首相官邸前に百万人です。デモ鹿児島デモ鹿児島中央駅前に集まりデモが展開されます。結集を!
松元成一の現場超リアル・レポート
第18回の報告です。今回も晴れ!鹿児島の反原発運動はとてもお天気に恵まれています。今夜はデモを後半にし前半は集会でした。アピールと音楽、今回も盛りだくさんになりました。人数は、30名ー25名と盛り上がり。
川内市長選に果敢にアタックされた山口さんの選挙と次期市長選への準備に入っているという熱い報告。鹿児島市長選で脱原発市長を目指す祝迫光治さんの決意表明と福島県飯館村訪問報告がありました。
(12月22日投票日です)祝迫さんを応援しましょう。
郵便局のKさんによる脱原発替え歌=長崎は今日も雨だった、原発 止めて幸せになろうというメッセージでした。今後の行動に即採用です。
岩井代表の抗議、九電の再三に亘る川内核拡散予測の誤りの無責任さとやっつけ仕事、無責任さをアピール。
ハイローズ(廃炉ーず)の新ネタ「原子力発電は止めやんせ」の楽しい替え歌のお披露目で元気をつけてデモに出発。
ここのところ定番の県庁前→県庁敷地内→九電前(SmartDemoと交流)→JA鹿児島経済連ビル→県庁前のコースを展開しました。声を出し手に手にLEDロウソクをかざしながらの練り歩きは楽しいし身体が温まってきます。そりゃそうです。心の底から脱原発と命が大事と声を出すのですから単なる運動ではなく真なる表現だから、芯から熱くなるのです。
今夜の特筆!JA鹿児島経済連の方々が約5名程ビルの窓から、県議=まつざき真琴さんの熱い経済連への連帯アピールに耳を傾けてくれました。終わりには手を何度も振ってくれたのですよ。こげな嬉しか、ほんのこっ連帯感じゃっど。大収穫じゃっど。これからの行く末明るいね。
それから、ハイローズの新作も九電前でお披露目。いやー、いいね。楽しい。勿論、今回はまつざきさんが九電へのアピールを担当、敵対するのではなくお互いに良い方向を模索して行きましょうと熱く語ってもらいました。
今回はデモで終わりの予定でした。が。県庁前には中村てつろうさんが スタンバイしているではありませんか。このところ、いつもなんですが、行動時間延長です。てつろうさんに「しわせのはな」「土ある暮らし」の2曲を歌ってもらいました。やっぱりこのデモに合います。ブラボー!CDデビュー になりますよ!皆さん、拡販してね!
そして、今回のとりは谷口やっちゃんさんの久しぶりの登場。根占小唄の替え歌を披露してもらいました。良かですね。勿論、処分場 を南大隅に持ってこないでね、がテーマです。根占小唄も存続させな きゃ。核は人類の最悪のテーゼです。廃棄してこそ文化。本当に盛りだくさんで楽しくサプライズも多い県庁前です。
皆様のご参加、待ってます。歌、踊り、発言、パフォーマンス、何でも大歓迎。あなたのちょい参加が原発止めていい暮らし。
明日11日、全国反原発デモがあります。東京では首相官邸前に百万人です。デモ鹿児島デモ鹿児島中央駅前に集まりデモが展開されます。結集を!
2012年11月07日
11/9(金) 対鹿児島県庁~九電前、定例抗議行動!
11/9(金)午後6時! 対鹿児島県庁~九電前、川内原発再稼働・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。今回から18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、そのあとで県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行いたいと思います。
・前回第17回は、引き続き、17回連続の晴天に恵まれました。人数も(30名ー25名)とキープしましたが、今回の特徴は、今までほとんど見かけなかった公安の姿が、デモの途中、散見されました。デモ終了後、中村てつろうさんのライブ2曲、今回も色とりどりのキャンドルライト20個が振られ、楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さまたいへん有り難うございました。前回の盛り上がりに勇気づけられ、首都圏の盛り上がりに負けないよう、また、南大隅町への支援体制を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時半過ぎから県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門前歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・最近、新たに、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のキリン旗がが登場しました。また、暗さも増しております中、次回は、キャンドルライトを10個増やし30個用意しますので、前回以上に、華やかさが増すのではないでしょうか。更に今後、明かりの面、並びに音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・ライト&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(5円~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>

・この抗議行動は、鹿児島県庁前にて毎週金曜日夕方18:00から市民の有志が集まって行われます。今回から18:00開始で、県庁前道路脇にて集会・ライブを行い、そのあとで県庁前ー九電前への抗議デモ、そのあとJA前での連帯呼びかけ行動を行いたいと思います。
・前回第17回は、引き続き、17回連続の晴天に恵まれました。人数も(30名ー25名)とキープしましたが、今回の特徴は、今までほとんど見かけなかった公安の姿が、デモの途中、散見されました。デモ終了後、中村てつろうさんのライブ2曲、今回も色とりどりのキャンドルライト20個が振られ、楽しい雰囲気が醸し出されました。盛り上げにご協力いただいた参加者の皆さまたいへん有り難うございました。前回の盛り上がりに勇気づけられ、首都圏の盛り上がりに負けないよう、また、南大隅町への支援体制を築けるよう、私たちの隊列をさらに拡大していきましょう。また、引き続き、脱原発の歌などを、現場で発表できる方やバンドの方等は、どしどしお申し出ください。
・今、県下で、鹿児島市(対県庁~真砂町商店街、九電前、市役所前)、薩摩川内市(対九電営業所)、霧島市(対九電営業所)、鹿屋市(対九電営業所ー月2回)、名瀬市(対九電営業所)、西之表市(対九電営業所)、指宿市(対九電営業所ー月1回のみ)の9カ所で同時展開されています。お互い連携を深めてやっていきましょう!
・沿道ポスター&キリン旗掲示行動:可能な方は、夕刻5時半過ぎから県庁正門前にお集まりいただいて、通行車両向けのポスター(東京の有志の方からお贈りいただいたカラフルなポスターも活躍しています)&キリン旗掲示行動をしたいと思います。「車から見たよ!」などの好反応もかなりいただいております。お時間の許す方は、是非この行動にもご参加下さい。
・門前集会:集会は、県庁構内ー庁舎前ではなく、通行人ー通行車両の皆様によく見えるよう、正門前歩道上で行います。従って、メガフォンだけでなく、ハンドマイクの使用が可能です。
・最近、新たに、「やめて~川内原発再稼働、南大隅処分場反対」のキリン旗がが登場しました。また、暗さも増しております中、次回は、キャンドルライトを10個増やし30個用意しますので、前回以上に、華やかさが増すのではないでしょうか。更に今後、明かりの面、並びに音の面の強化を、更に進めて行きたいと考えています。個々人が、お互い工夫を重ねつつ頑張りましょう!
・お天気が不安定な日々が続いていますので、念のため、毎回、雨具の用意を怠りないようなさって下さい。
・自転車や乳母車を引いてのご参加も、天候さえ良ければ、なんら問題ないくらいゆるやかなデモです。気楽にご参加を!
・毎回、薩摩川内市・霧島市・鹿屋市・名瀬市の仲間とも電話・メールで連絡を取り合い、状況交換をしながらの集会・デモを心懸けています。
・この一連の集会・デモの基本ルールー①集会参加は大歓迎、②発言も挙手で大歓迎、③党派・団体の機関誌・チラシ配布は、原則お断り、市民グループ・個人については、反・脱原発に関するものであれば、世話人会の了解を得て可。無断配布はご遠慮下さい。尚、お問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・最後に、デモ申請・各種旗・風船・ライト&電池購入費、チラシ印刷代など、費用もかかっていますので、デモ出発前~集会時に、通常、皆さんに帽子を回して(5円~100円)カンパをお願いしております。この会は、未だ財政基盤が弱いので、今後しばらくは、財布事情が許す方には、200円~カンパをお願いしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 <哲>
2012年11月04日
11/2(金)県庁前定例抗議行動のご報告
11/2(金)県庁前、川内原発再稼働反対・南大隅最終処分場反対ー定例抗議行動のご報告
松元成一の現場リアルレポート
第17回も何と快晴。気持ちが本当に良いですね。夕方寒くなってきた
なという感じでしたが、そんなに冷える事無く過ごし易い夜でした。
初めに久しぶりに二回目の参加という女性からの発言を出発の合図にデ
モ練り歩きスタート。
元気よく声を出しながらの練り歩きです。声を大きく出すと健康にも良
いですしね。前回と同じコースです。県庁の裏を通過して九電前へ到
着、Smart Demoの方たちと合流、九電の欺瞞性を糾弾するする岩
井さんのアピールがありました。暗いを中沢山のLEDキャンドル
を手にてに振ったりかざしたりしながら、次にJA鹿児島経済連ビ
ルの前でJAの脱原発方針を「大歓迎」とするアピールをしまし
た。
このため県庁前に戻ったのが一時間後となりました。残された時間
に中村てつろうさんのライブ2曲で盛り上がり、久しぶりのハイローズ
(廃炉うず)の登場。遠藤さんのフクシマレポートに耳を傾け、メルト
ダウンだぜーの歌を聴きました。
デモ中心となりましたが、歌あり報告ありで充実した行動となりました。
今回も約30名の参加者がありました。それに公安の参加も増えてきた
ことを報告します。継続している事が驚異なのでしょう。続けましょ
う!! 皆さんのご参加まってま~す!!
報告;松元 成一
松元成一の現場リアルレポート
第17回も何と快晴。気持ちが本当に良いですね。夕方寒くなってきた
なという感じでしたが、そんなに冷える事無く過ごし易い夜でした。
初めに久しぶりに二回目の参加という女性からの発言を出発の合図にデ
モ練り歩きスタート。
元気よく声を出しながらの練り歩きです。声を大きく出すと健康にも良
いですしね。前回と同じコースです。県庁の裏を通過して九電前へ到
着、Smart Demoの方たちと合流、九電の欺瞞性を糾弾するする岩
井さんのアピールがありました。暗いを中沢山のLEDキャンドル
を手にてに振ったりかざしたりしながら、次にJA鹿児島経済連ビ
ルの前でJAの脱原発方針を「大歓迎」とするアピールをしまし
た。
このため県庁前に戻ったのが一時間後となりました。残された時間
に中村てつろうさんのライブ2曲で盛り上がり、久しぶりのハイローズ
(廃炉うず)の登場。遠藤さんのフクシマレポートに耳を傾け、メルト
ダウンだぜーの歌を聴きました。
デモ中心となりましたが、歌あり報告ありで充実した行動となりました。
今回も約30名の参加者がありました。それに公安の参加も増えてきた
ことを報告します。継続している事が驚異なのでしょう。続けましょ
う!! 皆さんのご参加まってま~す!!
報告;松元 成一