2013年05月06日
無能者ほど生き延び有能な者の上に君臨する「無能者支配国家」!
原発事故、立件見送り視野 東電幹部ら「大津波想定せず」
産経新聞 5月6日(月)7時55分配信
「予見できていたのに対策を講じなかった」のなら過失だが、「予見できなかったから対策を講じなかった」のは過失ではない、という論法か?これは煎じ詰めると「(責任能力のない)精神障害者による犯罪」を「無罪「と認定する論法に行き着かないか?・・・だとすると、これは東電がみずから「責任能力のなさ」を自己暴露する論法に他ならず、検察はそのことを追認している、ーということになる。
「予見できなかった」=「想定外」とするなら、奴らが3.11の直後から「想定外」を連呼していたのは、「想定外」=「責任能力を超える事態」=「無罪」という論法に一貫して寄りかかっていたことを示している。「責任回避」のための、先を見据えた“見事な”論法である。
ならば、「責任能力のない会社」に大事を委ねていた「国民」「国家」の側に「過失」があったということにされはしないか?呆れるような「逆さまの論法」がまかり通ろうとしている!
同じ論法は、たしか西日本JRの社長らが「無罪」になった判断でも用いられていたようだ。すなわち「あの(急カーブでの)事故は予見できなかった」という弁明が通用していたのだ。なんという裁判、なんという国家!無能者ほど生き延び、有能な者の上に君臨し、支配する。「無能者支配国家」!恐るべし。
産経新聞 5月6日(月)7時55分配信
「予見できていたのに対策を講じなかった」のなら過失だが、「予見できなかったから対策を講じなかった」のは過失ではない、という論法か?これは煎じ詰めると「(責任能力のない)精神障害者による犯罪」を「無罪「と認定する論法に行き着かないか?・・・だとすると、これは東電がみずから「責任能力のなさ」を自己暴露する論法に他ならず、検察はそのことを追認している、ーということになる。
「予見できなかった」=「想定外」とするなら、奴らが3.11の直後から「想定外」を連呼していたのは、「想定外」=「責任能力を超える事態」=「無罪」という論法に一貫して寄りかかっていたことを示している。「責任回避」のための、先を見据えた“見事な”論法である。
ならば、「責任能力のない会社」に大事を委ねていた「国民」「国家」の側に「過失」があったということにされはしないか?呆れるような「逆さまの論法」がまかり通ろうとしている!
同じ論法は、たしか西日本JRの社長らが「無罪」になった判断でも用いられていたようだ。すなわち「あの(急カーブでの)事故は予見できなかった」という弁明が通用していたのだ。なんという裁判、なんという国家!無能者ほど生き延び、有能な者の上に君臨し、支配する。「無能者支配国家」!恐るべし。
2013年05月06日
原発事故、立件見送り視野 東電幹部ら「大津波想定せず」
原発事故、立件見送り視野 東電幹部ら「大津波想定せず」産経新聞 5月6日(月)7時55分配信
東京電力福島第1原発事故をめぐり、当時の東電幹部らが業務上過失致死傷罪などで告訴・告発された問題で、複数の同社幹部らが検察当局の任意の事情聴取に「実際に大津波が起きることは想定しておらず、事故は予見できなかった」などと、過失を否定する趣旨の説明をしていることが5日、関係者への取材で分かった。
【図解】原発汚染水漏れ、貯水能力に疑問…水をためる能力がなかった?
これまでの捜査で過失を裏付ける明確な証拠はなく、検察当局は対象者の立件見送りを視野に入れている。刑事処分は早ければ夏にも行う見通しだ。
告訴・告発の大半は過失罪で「事故が起きる可能性を予見できたか」「事故を回避できる可能性があったか」の2点が重視される。
関係者によると、検察当局の聴取に当時の東電幹部らは、津波対策の必要性について認識がなかったことを証言。事前の試算で15メートル超の津波が襲うことも想定されていたが、「あくまで試算で、実際に起きるとは考えていなかった」とし、事故は予見できていなかったとの見方を示した。
事前の津波対策を担当した同原発の吉田昌郎・元所長の聴取書も押収したが、ここでも大津波による事故を予見していたとは認定できなかったという。
原発事故をめぐって、検察当局は昨年8月以降、応援検事を東京、福島両地検に投入。東電幹部のほか実務担当者や被災者の遺族からも事情を聴いた。一方、事故当時に政権中枢にいた政治家の事情聴取は行っておらず、今後実施の可否を検討するとみられる。
東京電力福島第1原発事故をめぐり、当時の東電幹部らが業務上過失致死傷罪などで告訴・告発された問題で、複数の同社幹部らが検察当局の任意の事情聴取に「実際に大津波が起きることは想定しておらず、事故は予見できなかった」などと、過失を否定する趣旨の説明をしていることが5日、関係者への取材で分かった。
【図解】原発汚染水漏れ、貯水能力に疑問…水をためる能力がなかった?
これまでの捜査で過失を裏付ける明確な証拠はなく、検察当局は対象者の立件見送りを視野に入れている。刑事処分は早ければ夏にも行う見通しだ。
告訴・告発の大半は過失罪で「事故が起きる可能性を予見できたか」「事故を回避できる可能性があったか」の2点が重視される。
関係者によると、検察当局の聴取に当時の東電幹部らは、津波対策の必要性について認識がなかったことを証言。事前の試算で15メートル超の津波が襲うことも想定されていたが、「あくまで試算で、実際に起きるとは考えていなかった」とし、事故は予見できていなかったとの見方を示した。
事前の津波対策を担当した同原発の吉田昌郎・元所長の聴取書も押収したが、ここでも大津波による事故を予見していたとは認定できなかったという。
原発事故をめぐって、検察当局は昨年8月以降、応援検事を東京、福島両地検に投入。東電幹部のほか実務担当者や被災者の遺族からも事情を聴いた。一方、事故当時に政権中枢にいた政治家の事情聴取は行っておらず、今後実施の可否を検討するとみられる。