QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 13人

スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by チェスト at

2015年01月14日

1/24(土)初の「金曜行動全国交流会」を実現しよう! 2015年1月7日

金曜行動の全国パワー=底力で成功させよう!
1/24(土)初の「金曜行動全国交流会」を実現しよう! 2015年1月7日
        かごしま反原発連合 代表・岩井 哲
(携帯:090-3419-6153/FAX:099-213-4881/メール:tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)

                【行動要項】

    ※下記①~②につき、主催・かごしま反原発連合
                 協力・再稼働阻止全国ネットワーク 
   
 ① 「全国金曜行動・報告&交流会議」
   
     ・日時:2015年1月24日午後2時~午後7時
     ・「報告&交流会議」は、事前配布&ご返送依頼の「全国アンケート」をベースとした
      「全国各地の報告会」を主眼としております。その意味で、「全国アンケート」の
      ご返送を~1/15までに、岩井の方まで是非ともお願い致します。

★講演:須藤靖明先生(火山物理学者)午後2時半~3時半
                  タイトル(仮題):「川内原発再稼働と火山噴火リスク」
 

     ・場所:薩摩川内市御陵下町25-8「御陵下公園運動場会館・2F     
     ・参加費:資料代等・500円 (川内駅から3㎞、タクシーで1000円)

    ② 「全国金曜行動・懇親会」
 
     ・日時:同24日午後7時30分~午後9時30分
     ・場所::同一場所→→→ホテルは川内駅前のホテルを一括60室予約済み
     ・会費:弁当代1000円+飲料代(500円~1000円)込みで2000円以内

    ③ 「全国金曜行動・川内原発ゲート前大抗議行動」

    共催:かごしま反原発連合
             再稼働阻止全国ネットワーク
             川内原発建設反対連絡協議会
             さよなら原発いのちの会 
     ・集合:同25日午前8時・薩摩川内駅西口広場(バス2台)
     ・抗議行動:同25日午前9時~午前10時45分~久美崎テント村
   ・鹿児島市に於ける「全国集会」へ合流のため出発:11時15分

    ④ 「ストップ川内原発再稼働!1/25全国集会」 午後1時~天文館公園   
     ・交通手段::バス2台(久美崎テント村~天文館公園へ」)
・バス料金::1人1200円~1500円(予定)
        

  ※お願い!全国から結集される皆さま+須藤先生の、<旅費・宿泊費>の工面のた  め、全国の皆様方から    の<30万円カンパ>を募りたいと思います。どうか下記口座に至 急ご送金の程、よろしくお願い致します。
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
                           名義:かごしま反原発連合有志



★どうか皆さま、県内各地・全国津々浦々から日本本土最南端・川内現地にご参集下さい!

  

Posted by 代表:岩井哲 at 21:05Comments(0)デモ・集会のお知らせ

2015年01月14日

福島事故と原発再稼働(原稿) 槌田敦 15.1.12

福島事故と原発再稼働 15.1.12
                          槌田敦


【あまりにもお粗末な福島原発事故での東電の対応】
2011年3月11日、地震を原因とする福島第一原発(福1)で巨大事故発生
地震で鉄塔が倒壊して電源を失い、水位、圧力、温度などすべての計測不能へ
1号機、デh夕なく事故と考えず、ECCS(非常用復水器)を切り、事故深刻化へ
2号機、ECCS(隔離時冷却系)自動切断を3日間手動で維持。だが水源確保せず失敗
3号機、ECCS(隔離時冷却系)自動切断を手動で再起動せず、事故深刻化へ
非常用復水器も隔離時冷却系も動力電源不要。だが設計ミスと人為ミスで事故深刻化
1号機、3号機では、水位の計測ができた時には、すでに原子炉燃料は空焚きだった

【東電による放射能の放出】
(1)3月12日、1号機格納容器ベント。放出放射能は太平洋を北上。宮城県に再上陸
放出放射能は、ヨウ素(半減期8日と半減期1日)の分子とヨウ素化セシウムミスト
(2)3月15日、2号機格納容器ベント。120メ小ル高排気塔から放出、福島県民最大被害
放出放射能は、lZとCs dミスト。東電は2号機のベントは失敗、してないと強弁
東電の最大の犯罪は、①南東の風(陸向け)が吹いていたのに2号機ベント
②風下の住民にその事実を告げなかった
(3)3月16日以後の1,3号機からの漏出放射能は全体の3/4。福島県浜通りから太平洋へ
しかし、3月21日、放射能は福島県浜通りから太平洋を経て千葉県に再上陸
この事実は隠された。その原因は成田空港閉鎖の可能性か。関連施設は水洗で除染
放射能大量放出の原因は消防車による海水の投入。原因はふたつ
①放射性C侶分子として大気中へ。これに霧状の放射性CsCbとNalが混ざる
②投入海水は蒸発し、蒸気は放射能の運搬役。その結果、浜通りと千葉県の汚染

【放射能による被害、学者たちの無理解】
ガンマ線による外部または内部被曝とベータ線による内部被曝は、本質的に異なる
ガンマ線は、エックス線と同じで身体をほとんど通過。内部被曝でも同じ
ベータ線は電子線。生体内を数センチ程度飛び、組織内の電子との衝突を繰り返し、
多数の電子をシャワーのように、次々とはじき飛ばして、組織を活性酸素化する
その化学的毒性が生体組織を破壊する。放射線影響学者はこの違いを理解しない
ガンマ線被曝はシーベルトで、ベータ線被曝はベクレルで表現。この区別は本質的

【事故直後の呼吸被曝は強烈】
卜131と短半減期(数時間)のヨウ素群(卜132,133,134,135)による強烈なベータ線被曝
まず呼吸により鼻腔に沈着し、鼻血。隣接する脳を攻撃して、頭痛、ぶらぶら病
次に気管支、肺に沈着して、隣の食道、胃を攻撃して、吐き気、食欲不振
血液で運ばれ、血管を損傷、全身被曝。最後に、卜131(半減期8日)は甲状腺に蓄積

【食品汚染】
食品に混入するセシウム134(半減期2年)、セシウムー37(半減期30年)が問題
食品の国の規制基準(セシウム)、水10、牛乳50、食品100ベクレル/キログラム
天然カリウムによる被曝。食肉約100、米約30ベクレル/キログラムが参考になる
カリウムとセシウムは周期律表1族元素。生体中での挙動も、被曝影響も似ている
天然カリウム被曝はガン死の原因のひとつ。仮に、半分の原因がカリウムとして
追加セシウムで何割増えるのかという問題0やはり福島産のスズキと豚肉は要注意

【トリチウム被曝】
トリチウムは放射性水素。半減期12年でヘリウム3に変わる
遺伝子に入っているトリチウムが崩壊すると、遺伝子は壊れる
多くは修復と期待されるが、修復されず別の物質になると遺伝子機能を失う

【原子力は科学技術ではなかった】
科学技術が、原子炉事故を想定し、その対策をする(DBA㊧)ので、「安全」と約束
この科学技術の約束が社会に受け入れられて、世界に原発が多数建設された
しかし、TMl事故、福島事故などは科学技術の失敗(設計ミス、人為ミス)だった
ところで、通常の科学技術ならば、事故は進歩の教師
たとえば、1981年に建築基準法改正。1995年に阪神淡路震災があったが、
1983年以後の建築物には被害が少ない。そこで、1983年以前の公共的建物は補強へ
ところが原子力では、過去の事故の教訓を無視して、原発の再稼働がなされる
たとえば、福島事故で、①原子炉逃し弁を開放して減圧し、②消防車で注水した
しかし、減圧により水は蒸発して空焚きに、また、消防車では注水量不足だった
ところが、国の規制妻による「新規制基準」はこの教訓を無視した
東電の行為を追認し、①逃し弁の開放と②消防車で注水を指示。デタラメな規制委

【事故を教訓とせずに原発再稼働は犯罪】
そこで、鹿児島県の住民は、川内原発民間規制委・かごしまを設立し、
九電に対し福島事故、TMI事故などの教訓により、「安全の約束」を守らせるため
逃し弁開放の禁止、計測専用の電源確保、第二格納容器の設置など16項目の規制勧告
無視すれば、「同様の事故で災害が生じても仕方がない」という未必の故意の犯罪に
九電は、「犯罪者」とののしられても、再稼働による利益を優先するのかどうか
ところで、民間規制勧告を受け入れて安全確保に努力すれば、当然莫大な費用が発生
発電による利益を得ても採算がとれない場合、川内原発は営業不能の不良施設
再稼働に利益がないとした美浜原発と同様に、川内原発も廃炉の決断が必要となる
㊧DBA(DesignBasisAccidents、設計基準事故)とは、事故を想定して設計する
こと(米原子力委員会WASH-1250(1973)、邦訳木原他『原子力安全性ハンドブック』
  

Posted by 代表:岩井哲 at 19:49Comments(0)脱原発資料・発言