2015年04月02日
第142回! 県庁前集会!4/3(金)午後6時~7時!川内原発再稼働阻止!
第142回! 県庁前集会!4/3(金)午後6時~7時!川内原発再稼働阻止・南大隅町最終処分場反対の定例抗議行動に起ち上がろう!
・明日4/3(金)午後6時~7時は、県庁前行動です。その後、午後7時40分~9時30分の予定で、自治会館1F「がんこ庵」にて、かごしま反原連としての<定例相談会>を催します。県庁前集会・天文館街宣に参加されるどなたでもご参加頂けます。参加費は、各自の飲食代のみです。皆様、こぞってご参加下さい。
★「第2勧告書」を、3/26(木)九電・鹿児島支社に提出しました。
★この「第2勧告書」についての、「第2回・回答ー交渉」が、約1ヶ月後=4月下旬に持たれる予定となっております。
★「第2回・回答ー交渉」には、新たに規制委員になられた多くの皆さまのご参加をお願いいたします。
*「川内原発民間規制委員会・かごしま」は運営費捻出のため、会員制を
採用。尚、会費は(正会員・半年6000円/賛助会員・半年3000円)の納入、
ならびに、お志のカンパを、どうかよろしくお願いいたします。
*取扱銀行:鹿児島銀行・坂之上支店
(普通)3033723 (名義)「川内原発民間規制委員会・かごしま
《 「第2勧告書」へ至る内容のポイント例示・1例 》
【勧告11】<水素爆発を防ぐ手だてを講じなければならない!>九州電力は、ウェスティングハウス社(WH)型蒸気発生器の逆U字細管に溜まった水素をどのようにして取り除くか明かにせよ。
(理由)TMI(米・スリーマイル島)事故では、職員は充填ポンプで注水する一方、加圧器逃し弁を開閉して圧力を調整した。この原発では、ボブコックアンドウィルコックス社(BW)型蒸気発生器であったので、結果的にBW型蒸気発生器での水素逃しとなっていた。しかし、川内原発では、WH(ウエスティングハウス)社の蒸気発生器だから巨大な高さの逆U字細管が存在する。この逆U字細管上部に溜まった水素を抜き取ることはきわめて困難である。
この問題が解決できなければ、WH社加圧水型原発は水素滞留問題に対応できないので、この型の原発は全面的に使用禁止とするほかはない。
勧告11への回答:WH製の蒸気発生器を採用する加圧水型原子力発電所は、蒸気発生器内の逆U字細管に溜まった気体を排出するため、通常の起動前に行う一次冷却水ポンプを利用して行うベンチング操作を実施する。この操作により逆U字細管に溜まった気体を排出することが可能である。
<勧告11への回答に対する反論>
勧告の趣旨が、やはり理解されていない。ここで問題にしているのは、原発を稼働する前の話ではなくて、事故になって水素が発生した場合の話である。水素はまず配管に溜まり、そして格納容器に放出される。以下、会見の場において、手渡した(第2図)により説明する。
原子炉の空焚きにより、ジルコニウム被服管と水蒸気が反応して、水素が発生する。その水素は、配管内の水蒸気空間に分散する外、高圧により水に溶けて分散する。その水は一次冷却水ポンプ内で気水分離するので、ポンプは激しく振動して使用できない。ここまでは、事故を起こしたTMI原発(BW型)と日本で使われているWH型原発も同じである。
TMI原発では、2時間後に加圧器逃し弁の開固着に気づいた運転員によりこの元弁が閉じられた。ここで、BW型原発の蒸気発生器は縦型であって、原子炉よりも高い位置で水蒸気は水素を含む水になり、原子炉に流れ込む。このようにしてBW型原発では自然循環が成立して原子炉は冷却され、(第1図)に示したように事故発生から5時間後には原子炉内の空洞は消滅した。
運転員は、充填ポンプにより原子炉に水を注入するため、加圧器逃し元弁を開閉したが、この操作で蒸気と共に水素も除くことができて、事故発生から16時間後には一次冷却水ポンプの運転が可能となった。これにより、通常の運転方法で原子炉の冷却ができて、事故は収束したのである。
しかし、TMIと同様の事故がWH型原発で発生した場合は、そのような解決方法は成立しない。蒸気発生器は逆U字型なので、この部分には水素だけが溜まることになる。この水素を追い出す方法は考えられないので、WH型原発では自然循環は成立しない。そのため、逃し弁を閉じても原子炉の冷却はなされず、空焚きはますます進行することになって、原子炉底抜けの破局へ進むことになる。
つまり、WH型原発は重大な欠陥を持つことが明かになったのである。美浜原発事故で、逃し弁を開けようとして固着して失敗したが、もしもこれを開けていれば美浜原発はTMI同様の事故になっていたのであるから、このWH型原発の重大な欠陥は見逃すことはできない。
逆U字細管に溜まる水素の排出について、九電が有効な対策案を示せなければ、川内原発だけでなく日本のすべてのWH型原発は使用禁止となることを覚悟されたい。
※【ポイント指摘:勧告11、WH型原発に関する上記欠陥について、九電としての見解を明かにされたい】
かごしま反原連 代表・岩井 哲
090-3419-6153、tetsu080846@po5.synapse.ne.jp
・私たちは、先の第90回金曜行動から、天文館に於ける「再稼働阻止・連続街宣行動」を、<共同街宣行動>として展開し始めました。「かごしま反原連」としては、通常、第1金曜(この日だけは、県庁前抗議行動のあと、集会用具の片付けの後、近場で「相談会」が慣例)を除く、第2・第3・第4・(第5)金曜日を、天文館街宣に充てて行きたいと考えています。多くのみなさまが、旗・横断幕・プラカード・チラシ・楽器・出来れば「シール投票板」などの各種ツールを持ち寄り、それぞれの思いを胸に、ご参加頂きたいと存じます。今この時、道行く多くの県民にアピールしないで、一体いつアピール出来るというのでしょうか?お互い全力を挙げて、市民のみなさまに対する広汎な情宣活動に努めましょう!そのため、5時45分~6時前までに、県庁前にお集まり下さい。どうか、よろしくお願いいたします。
・晴雨にかかわらず実施いたしますので、なるだけ多くの方にご参加頂けますよう、お願い申し上げます。
・旗&横断幕やポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻17:45分位には県庁前にお集まり下さい。
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・これからの再稼働阻止闘争を遂行するための、行動資金のカンパを募ります。どうかよろしくお願いいたします。
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志
・明日4/3(金)午後6時~7時は、県庁前行動です。その後、午後7時40分~9時30分の予定で、自治会館1F「がんこ庵」にて、かごしま反原連としての<定例相談会>を催します。県庁前集会・天文館街宣に参加されるどなたでもご参加頂けます。参加費は、各自の飲食代のみです。皆様、こぞってご参加下さい。
★「第2勧告書」を、3/26(木)九電・鹿児島支社に提出しました。
★この「第2勧告書」についての、「第2回・回答ー交渉」が、約1ヶ月後=4月下旬に持たれる予定となっております。
★「第2回・回答ー交渉」には、新たに規制委員になられた多くの皆さまのご参加をお願いいたします。
*「川内原発民間規制委員会・かごしま」は運営費捻出のため、会員制を
採用。尚、会費は(正会員・半年6000円/賛助会員・半年3000円)の納入、
ならびに、お志のカンパを、どうかよろしくお願いいたします。
*取扱銀行:鹿児島銀行・坂之上支店
(普通)3033723 (名義)「川内原発民間規制委員会・かごしま
《 「第2勧告書」へ至る内容のポイント例示・1例 》
【勧告11】<水素爆発を防ぐ手だてを講じなければならない!>九州電力は、ウェスティングハウス社(WH)型蒸気発生器の逆U字細管に溜まった水素をどのようにして取り除くか明かにせよ。
(理由)TMI(米・スリーマイル島)事故では、職員は充填ポンプで注水する一方、加圧器逃し弁を開閉して圧力を調整した。この原発では、ボブコックアンドウィルコックス社(BW)型蒸気発生器であったので、結果的にBW型蒸気発生器での水素逃しとなっていた。しかし、川内原発では、WH(ウエスティングハウス)社の蒸気発生器だから巨大な高さの逆U字細管が存在する。この逆U字細管上部に溜まった水素を抜き取ることはきわめて困難である。
この問題が解決できなければ、WH社加圧水型原発は水素滞留問題に対応できないので、この型の原発は全面的に使用禁止とするほかはない。
勧告11への回答:WH製の蒸気発生器を採用する加圧水型原子力発電所は、蒸気発生器内の逆U字細管に溜まった気体を排出するため、通常の起動前に行う一次冷却水ポンプを利用して行うベンチング操作を実施する。この操作により逆U字細管に溜まった気体を排出することが可能である。
<勧告11への回答に対する反論>
勧告の趣旨が、やはり理解されていない。ここで問題にしているのは、原発を稼働する前の話ではなくて、事故になって水素が発生した場合の話である。水素はまず配管に溜まり、そして格納容器に放出される。以下、会見の場において、手渡した(第2図)により説明する。
原子炉の空焚きにより、ジルコニウム被服管と水蒸気が反応して、水素が発生する。その水素は、配管内の水蒸気空間に分散する外、高圧により水に溶けて分散する。その水は一次冷却水ポンプ内で気水分離するので、ポンプは激しく振動して使用できない。ここまでは、事故を起こしたTMI原発(BW型)と日本で使われているWH型原発も同じである。
TMI原発では、2時間後に加圧器逃し弁の開固着に気づいた運転員によりこの元弁が閉じられた。ここで、BW型原発の蒸気発生器は縦型であって、原子炉よりも高い位置で水蒸気は水素を含む水になり、原子炉に流れ込む。このようにしてBW型原発では自然循環が成立して原子炉は冷却され、(第1図)に示したように事故発生から5時間後には原子炉内の空洞は消滅した。
運転員は、充填ポンプにより原子炉に水を注入するため、加圧器逃し元弁を開閉したが、この操作で蒸気と共に水素も除くことができて、事故発生から16時間後には一次冷却水ポンプの運転が可能となった。これにより、通常の運転方法で原子炉の冷却ができて、事故は収束したのである。
しかし、TMIと同様の事故がWH型原発で発生した場合は、そのような解決方法は成立しない。蒸気発生器は逆U字型なので、この部分には水素だけが溜まることになる。この水素を追い出す方法は考えられないので、WH型原発では自然循環は成立しない。そのため、逃し弁を閉じても原子炉の冷却はなされず、空焚きはますます進行することになって、原子炉底抜けの破局へ進むことになる。
つまり、WH型原発は重大な欠陥を持つことが明かになったのである。美浜原発事故で、逃し弁を開けようとして固着して失敗したが、もしもこれを開けていれば美浜原発はTMI同様の事故になっていたのであるから、このWH型原発の重大な欠陥は見逃すことはできない。
逆U字細管に溜まる水素の排出について、九電が有効な対策案を示せなければ、川内原発だけでなく日本のすべてのWH型原発は使用禁止となることを覚悟されたい。
※【ポイント指摘:勧告11、WH型原発に関する上記欠陥について、九電としての見解を明かにされたい】
かごしま反原連 代表・岩井 哲
090-3419-6153、tetsu080846@po5.synapse.ne.jp
・私たちは、先の第90回金曜行動から、天文館に於ける「再稼働阻止・連続街宣行動」を、<共同街宣行動>として展開し始めました。「かごしま反原連」としては、通常、第1金曜(この日だけは、県庁前抗議行動のあと、集会用具の片付けの後、近場で「相談会」が慣例)を除く、第2・第3・第4・(第5)金曜日を、天文館街宣に充てて行きたいと考えています。多くのみなさまが、旗・横断幕・プラカード・チラシ・楽器・出来れば「シール投票板」などの各種ツールを持ち寄り、それぞれの思いを胸に、ご参加頂きたいと存じます。今この時、道行く多くの県民にアピールしないで、一体いつアピール出来るというのでしょうか?お互い全力を挙げて、市民のみなさまに対する広汎な情宣活動に努めましょう!そのため、5時45分~6時前までに、県庁前にお集まり下さい。どうか、よろしくお願いいたします。
・晴雨にかかわらず実施いたしますので、なるだけ多くの方にご参加頂けますよう、お願い申し上げます。
・旗&横断幕やポスター掲示の準備など:可能な方は、夕刻17:45分位には県庁前にお集まり下さい。
・この行動に関するお問い合わせ・連絡先は、「代表」の岩井 哲(℡・090-3419-6153、メルアド・tetsu080846@po5.synapse.ne.jp)まで、よろしくお願いいたします。
・これからの再稼働阻止闘争を遂行するための、行動資金のカンパを募ります。どうかよろしくお願いいたします。
鹿児島銀行 荒田支店
普通預金 口座番号 3009658
名義:かごしま反原発連合有志